勇人
やばい、ノートとり忘れた…
小夜
ばぁか。…はい、
勇人
ありがとう…うっわ、字上手い!意外〜
小夜
一言多いわ
こんな何気ない会話がすごく幸せで
だって______
小夜
君が好きだもん…((ボソッ
_校舎裏
零斗
つ、付き合ってください!
小夜
…!
顔を見ると_
小夜
…零、斗…?
零斗
ただいま、…小夜…
私の幼馴染だった。
私の_
初恋の人。
小夜
…っ、
勇人がモテるのも、分かってる。
叶わないなんてわかってる。
なら______
小夜
私も、好きだよ。
零斗
…!じゃあ…
小夜
付き合ってください。
君と未来を歩くことにするよ。
零斗
よかったぁ…!
そう言って、零斗は私を抱きしめた。
小夜
…っ、
久しぶりの温もりが嬉しいのか、私は
小夜
…零斗…
君がもっと好きになってしまったよ。
でも、やっぱり、
勇人が好きなんだよなぁ_
勇人
…っ、
続く