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このたびは素敵な企画のお声掛けをいただきありがとうございました! カタヅケ屋だ!言いそうな台詞だやりそうだ!と折々で思いながら、四郎くんやご主人との絡みもとても楽しく拝読させていただきました(*´∀`) 本当にありがとうございます!
四郎
渋谷大
久留間悟
四郎
渋谷大
四郎
久留間悟
久留間悟
四郎
渋谷大
渋谷大
久留間悟
久留間悟
久留間悟
四郎
渋谷大
渋谷大
久留間悟
久留間悟
久留間悟
渋谷大
四郎
四郎
四郎
真っ黒な空間に虹色の文字で
"目標はあちら(*´・ω・。)σ"
と表示が出た。
四郎
相変わらず仕事が早いな、と思いながら歩き出す。
渋谷大
四郎
久留間悟
渋谷大
四郎
渋谷大
久留間悟
渋谷大
久留間悟
渋谷大
久留間悟
久留間悟
久留間悟
渋谷大
渋谷大
久留間悟
四郎
渋谷大
久留間悟
四郎
四郎
四郎
渋谷大
久留間悟
四郎
そういうとあっさり四郎は二人を置いて歩き出した。
渋谷大
渋谷大
渋谷大
久留間悟
久留間悟
久留間悟
渋谷大
渋谷大
四郎
四郎は先頭に立って虹色に輝く矢印を辿っていく。
渋谷大
四郎
渋谷大
久留間悟
久留間悟
四郎
久留間悟
渋谷大
久留間悟
久留間悟
久留間悟
渋谷大
久留間悟
久留間悟
渋谷大
久留間悟
四郎
渋谷大
渋谷大
久留間悟
渋谷大
久留間悟
四郎
ほどなくして
三人はそれを見つけた。
渋谷大
久留間悟
四郎
四郎の目に映るそれは、
ガラスのような体に
人の頭部がくっついていた。
その顔は虚ろで、
生気が感じられなかった。
そして、
そのガラスのような体の中に、
真っ黒な箱と
血管か神経のように四肢に繋がる黒い管が見えた。
渋谷大
床から黒い人の形をしたモノが飛び出して来たので、
反射的に渋谷はそれを殴り飛ばした。
バチャンッという音と共に、
黒い人型は弾けて消えた。
渋谷大
四郎
四郎も目の前に現れた黒い人型を殴り倒す。
渋谷大
四郎
そう言った瞬間、
一気に十体の黒い人型のモノが現れた。
渋谷大
視界の右上に10という数字と、
"呪術解析中₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾" の文字が表示される。
四郎
渋谷大
渋谷はまず手短な相手の顔面を殴り、
横腹を蹴飛ばし、
駆け寄って来た奴の頭に回転蹴りを喰らわせた。
四郎は指先が鋭利な刃物のようになった奴の腕を掴み、
床に叩き付けると、
そのまま手をついて
走って来た奴の顎を蹴り上げた。
着地と共に足払いをし、
倒れた奴の頭を踏みつぶす。
再び腕を伸ばしてきた奴の腕を掴んで投げ飛ばすと、
その先にいた渋谷が
振り向きざまに顔面を殴り倒した。
四郎
四郎
右上の表示された10の数字は、
あっという間に0になる。
久留間悟
ただの傍観者と化している久留間は
愕然として二人を見つめていた。
っと、
渋谷大
複数体の黒い人型が現れる。
右上の数字は15を示す。
渋谷大
渋谷は叫びながら目の前の黒い人型を倒す。
渋谷大
四郎
四郎は右上の主人が表示している数字を見る。
”解析中₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾” の文字は変わらない。
四郎
四郎
四郎
渋谷の隣に立ち、
額に浮かんだ汗を拭う。
渋谷大
渋谷は鼻で笑う。
四郎
四郎
渋谷大
四郎
渋谷大
渋谷大
渋谷は無造作に髪をまとめ、
パチンと音を立ててヘアゴムを留めるとともに
殴りかかって来た相手に廻し蹴りを入れ、
次の相手の蹴りを防ぐと
その足を掴んで思い切り投げ飛ばした。
渋谷大
軸足を取られて倒される。
そこに飛び掛かって来た敵を
四郎が殴り倒し、
倒れていた渋谷の方を見ることなく
立ちあがらせた。
渋谷大
その言葉に小さく頷きながら、
四郎は回転蹴りを敵に食らわせた。
?
部屋全体に男の声が響く。
?
渋谷大
?
?
?
渋谷大
久留間悟
四郎は隠し持っていたナイフで、
透明な体の左腕を切り落としていた。
渋谷大
?
四郎
四郎
そして、
さらに手にしたナイフを横に滑らせたが
透明な体はふわりとその姿を消した。
?
四郎
四郎は冷ややかに告げ、
ナイフを投げた。
?
何も無い壁に突き刺さったはずだが、
そこにゆっくりと透明な体が姿を現す。
?
四郎
四郎はもう一本、
隠し持っていたナイフを取り出して見せた。
?
渋谷大
下から現れたのは、
パジャマ姿の少女―伊藤楓だった。
四郎
しかし、
四郎は表情一つ変えず
伊藤にナイフを振り下ろそうとした。
渋谷大
渋谷は駆け出し、
四郎を押し飛ばした。
伊藤が持っていたナイフが
渋谷の脇腹をかすめる。
渋谷大
久留間悟
渋谷大
渋谷大
渋谷大
優しい声で言うと、
渋谷大
渋谷は持っていた札を伊藤の額に貼り付け、
呪文を唱えた。
四郎
四郎
渋谷は倒れる伊藤を抱き止め、
そしてそっと床に寝かせる。
渋谷大
渋谷はギラリと透明の体を睨みつけた。
?
部屋中に響き渡る声。
?
?
切り落とされた腕の断面から黒い触手が生え
二人に襲い掛かる。
バチンッ!
?
久留間悟
久留間悟
久留間はそう言って札を取り出した瞬間、
?
?
その姿が消えた。
渋谷大
四郎
渋谷大
四郎
四郎はそう言って、
目の前の透明の体を見つめた。
・
・
久留間悟
久留間悟
久留間悟
そこは湿気とカビと埃の臭い漂う
空き家の中だった。
久留間悟
久留間悟
久留間悟
久留間悟
久留間は素早く立ち上がり、
周囲を見渡すと、
久留間悟
駆け出した。
・
・
久留間悟
久留間は広い居間で、
茫然と立ち尽くす一人の男性を見つけた。
久留間悟
久留間悟
ミナツキは俯き、
開かれた目は虚ろで、
半開きの口からは涎が垂れていた。
視線の先にある手には、
白い箱が握りしめられていた。
久留間悟
久留間悟
久留間は札を取り出す。
久留間悟
久留間悟
久留間悟
久留間悟
久留間悟
久留間悟
久留間悟
久留間悟
久留間悟
・
・
?
渋谷大
渋谷大
四郎
透明の体の背中から二本の腕が生え、
切り落としたはずの腕が元に戻り、
四本の手には刀が握られる。
渋谷大
渋谷は咄嗟に
透明の体から距離を取る。
?
?
刀が勢いよく振り回される。
渋谷大
渋谷大
?
?
?
?
下から切り上げられた刀から
斬撃が飛んでくる。
渋谷大
渋谷大
渋谷大
渋谷大
渋谷大
渋谷大
?
?
?
?
四郎
首を狙った四郎は、
ギリギリのところで防がれ
腹を蹴飛ばされる。
四郎
渋谷大
四郎
四郎は振り下ろされた
刀を横に転がって避ける。
渋谷大
渋谷大
四郎
渋谷大
視界の右上に
”呪術改変中٩(๑•ㅂ•)۶” の文字が。
四郎
?
?
刀を無茶苦茶に振り回す敵を見て、
四郎は渋谷に小声で伝える。
四郎
渋谷大
四郎
四郎
渋谷大
四郎
渋谷大
渋谷大
四郎
?
?
二人は同時に駆け出し、
四郎は左側の二本の腕を、
渋谷は右側の二本の腕を掴み、
二人は同時に
渋谷大
その腹を回転蹴りを喰らわせた。
ブチブチッ!
嫌な音を立てて四本の腕は
呆気なく胴体から千切れ
腕の無くなった胴体は
仰向けに倒れる。
渋谷大
渋谷が千切った腕を投げ捨てると、
胴体は身軽に立ち上がる。
?
四郎が首を狙って振るってきたナイフを
間一髪で避けるが、
四郎の背中を踏み台にして
渋谷が飛び上がる。
渋谷大
両手を頭上で握り合わせ
渋谷大
振り下ろした瞬間、
?
ガパッと開いた口の中から
渋谷大
黒い触手が吐き出された。
四郎
珍しく大きな声を上げた四郎。
渋谷大
腕と足に触手が刺さり、
宙ぶらりんになった渋谷。
それでもかろうじて急所は避けられた。
渋谷大
?
?
渋谷大
渋谷は痛みに顔を歪めながらも、
その顎を蹴り上げた。
?
駆け寄る四郎に向かって
渋谷を投げつける。
渋谷大
触手が抜け、
血が吹き出す。
?
?
渋谷大
?
?
?
?
?
?
?
渋谷大
?
?
叫んだ瞬間、
ぼわっ!
?
真っ赤な炎に包まれた。
渋谷大
口から生えていた黒い触手は霧散する。
?
?
渋谷大
四郎はすかさず
ナイフを逆手に持ち、
その首を
刎ねた。
透明の体の中に神経の如く伸びていた
黒い管は
一気に体の中心部にある箱の中に収まった。
四郎はそれを見届けて、
床に落ちた生首に近づく。
その虚ろな目から、
黒い涙が流れていた。
渋谷大
傷口を押さえ、
渋谷が声をかけてきたが、
四郎は生首に足を乗せた。
渋谷大
渋谷大
四郎
渋谷大
四郎
渋谷大
四郎
四郎
渋谷大
渋谷大
渋谷大
渋谷大
四郎
四郎の声はどこまでも冷ややかだ。
渋谷大
四郎
四郎
四郎
渋谷大
四郎
渋谷大
四郎
渋谷大
四郎
四郎
四郎
渋谷大
まだ、人として形が残っていた頭部は
渋谷大
四郎が何もしなくても
勝手に崩れて消えた。
久留間悟
渋谷大
久留間悟
久留間悟
渋谷大
渋谷大
四郎
見上げたそこには、
血走った大きな目玉があり、
”お出口はコチラ(*σ´∀`)σ”
と表示されていた。
渋谷大
四郎
渋谷大
振り返った渋谷が見たのは、
渋谷大
銃を持った四郎の姿だった。
いつ、どうやって銃を?という疑問をぶつける前に
四郎は無駄の無い動きで銃を構え
天井に向かって一発
ターンッ!
ガシャッ!
間髪入れず
ターンッ!
二発打ち出した。
渋谷大
・
・
・
白目を剥いて倒れるミナツキ。
その瞬間、
周囲に漂っていた異様な空間が
弾けて消えた。
久留間悟
渋谷と四郎、そして伊藤楓が
突然目の前に現れたのだ。
久留間悟
渋谷大
服はところどころ破れていて、
流れた血で赤く染まっていたが、
全ての傷が綺麗に塞がっていた。
渋谷大
おまけに痛みもなかった。
ミナツキ
ミナツキは苦しそうに息をする。
四郎
渋谷大
主人
唐突に声が聞こえて三人が振り返る。
渋谷大
渋谷大
久留間悟
主人
久留間悟
久留間の後ろに立っていたのは、
少年だった。
小柄で華奢、
大きな黒いマスクをしており、
灰色の瞳が久留間を見て、
渋谷を見る。
ただ見られただけなのに、
心の底を撫でられるような
気持ちの悪い感覚があった。
主人
渋谷大
久留間悟
四郎
主人
ミナツキ
主人
四郎
渋谷大
主人
主人はそっと右手を上げて渋谷を制する。
主人
渋谷大
主人
主人
主人
四郎はミナツキの頸椎辺りから伸びている
黒い管を手にしたナイフで切った。
しかし、
渋谷と久留間の目には
四郎が空(くう)を切ったようにしか見えなかった。
四郎
主人
主人はミナツキが持っていた
一辺が15cm程度の真っ白な箱を取り上げる。
ミナツキ
ミナツキが名残惜しそうに手を伸ばすが、
その手が、
腕が、
顔が、
みるみる干乾びていく。
渋谷大
久留間悟
主人
真っ白な箱にも大きなひび割れが入る。
主人
主人
主人
渋谷大
ひび割れた箱は、
角からサラサラと崩れていく。
主人
主人
ニヤリと笑うと
箱は崩れ去り、
ミナツキは
長い間放置された死体のように
真っ黒く
干乾びてしまった。
主人
主人
主人
ケラケラと笑う主人。
渋谷大
掴みかかろうとした渋谷を四郎が制する。
渋谷大
四郎
四郎
渋谷大
四郎
主人
渋谷大
久留間悟
四郎
四郎
渋谷大
四郎
主人
渋谷大
主人
主人が指さした先には、
伊藤楓の姿があった。
四郎
四郎は一回
丁寧に頭を下げると
二人に背を向けて歩き出した。
その前を
小柄な主人は楽しそうに歩く。
渋谷大
久留間悟
渋谷大
久留間悟
バシンッと背中を叩く。
渋谷大
久留間悟
渋谷大
久留間悟
久留間は二人が去った方向を見つめる。
久留間悟
久留間悟
久留間悟
・
・
主人
挑発的な笑みを浮かべて
主人は四郎に尋ねる。
四郎
主人
四郎
主人
主人
四郎
主人
主人
四郎
主人
四郎
四郎
四郎
主人
主人は嬉しそうに言う。
主人
主人
四郎
主人
主人
主人
四郎
主人
・
・
・
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)
虚木(ウツロギ)