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君は、あの時なんて言ったんだろう
未だに、何度繰り返したって分からないんだから情けないよなぁ
...あーあ、またあの場所に着いちゃったじゃん
しょうがない、観念するか
君が笑うなら、この残酷な世界のことも、少しだけなら好きになれる気がするよ
轟音が迫る
君が何かを言おうとする
ダメだ、ダメなんだ
分からない
頭が、理解することを拒否している
本当に俺は...
未緒
瞬間、世界がガラガラと崩れだした
色を失った世界から、真っ白な世界へと様変わりする
光輝
咄嗟に目を瞑ろうとするが、それさえも君は止めた
未緒
君は俺の肩を掴むと、ゆさゆさと揺らす
未緒
光輝
光輝
光輝
未緒
未緒
光輝
そう言って顔を上げると、俺は目を見張る
彼女がボタボタと涙を流していたから
光輝
光輝
未緒
未緒
光輝
光輝
未緒
ワンワンと泣く彼女に、俺は戸惑ってしまう
光輝
光輝
光輝
未緒
未緒
光輝
光輝
光輝
光輝
未緒
未緒
未緒
光輝
光輝
未緒
未緒
未緒
未緒
光輝
未緒
未緒
未緒
未緒
光輝
光輝
泣きながら笑う君を見ていたら、なんだか可笑しくなってきてしまって
すごいなぁ、この子は
光輝
光輝
未緒
未緒
光輝
未緒
未緒
光輝
2人で顔を見合わせてクスクスと笑う
光輝
未緒
未緒
光輝
光輝
未緒
未緒
光輝
光輝
未緒
光輝
未緒
光輝
俺がそう言うと、彼女はプウっと頰を膨らます
光輝
未緒
未緒
光輝
未緒
未緒
未緒
光輝
光輝
光輝
未緒
光輝
未緒
彼女が顔を紅潮させる
俺は対照的に、ハハッと笑ってみせる
光輝
光輝
長い長い夏の日は、もう終わるのだろうな
刹那
刹那
つづく