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#塩﨑太智受け
#吉田仁人
なふ
1,112
昼休み。 いつものようにクラスの中心で一軍グループに囲まれている勇斗。 廊下側の最前列で、仁人は机に突っ伏したまま、彼らの会話に耳を傾けていた。
男子生徒1
男子生徒2
佐野勇斗
男子生徒2
佐野勇斗
吉田仁人
吉田仁人
キーンコーンカーンコーン――。 放課後を告げるチャイムが鳴り響く。
いつもならすぐに図書室へ向かうはずの仁人が、めずらしく教室に残り、ゆっくりとカバンのファスナーを閉めていた。 教室には、次の移動先へ急ぐ勇斗と、仁人の二人だけが残される。
佐野勇斗
吉田仁人
佐野勇斗
吉田仁人
佐野勇斗
吉田仁人
佐野勇斗
吉田仁人
仁人は勇斗の顔を見ないまま、逃げるように教室を飛び出して行った。
佐野勇斗
――翌日。 朝のホームルーム前の教室。 仁人は昨日の一件から、完全に心を閉ざし、いつも以上に深く前髪を下げて机に突っ伏していた。
吉田仁人
ガラッ、と教室のドアが勢いよく開く。 登校してきた勇斗は、いつもなら一軍グループの席へ向かうはずだった。 しかし、勇斗は彼らの呼びかけを完全に無視し、まっすぐ廊下側の最前列へと歩いていく。
男子生徒1
勇斗が向かったのは――仁人の席の前だった。
吉田仁人
ガタァッ!!と大きな音を立てて、勇斗が仁人の机を両手で叩く。 教室中の視線が、一瞬で二人に集まった。
佐野勇斗
吉田仁人
仁人が恐る恐る顔を上げると、そこには、今までに見たこともないほど必死で、怒ったような表情の勇斗がいた。
吉田仁人
佐野勇斗
吉田仁人
佐野勇斗
ざわっ……、と教室中が信じられないものを見たように騒ぎ始める。
佐野勇斗
それだけ言い残すと、勇斗は自分の席へと戻っていった。 一軍グループが「え、今の何!?」「佐野、吉田と知り合いなの!?」と騒ぎ立てる中、勇斗はフンと鼻を鳴らして窓の外を見ている。
吉田仁人
前髪の奥で、仁人の瞳からぽろぽろと涙がこぼれ落ちる。 怖いはずなのに、胸の奥が痛いくらいに、甘く熱く震えていた。
コメント
2件
ちょうど読んだところだよ〜!!😭💕 勇斗くんがクラスの目を無視してまで仁人くんの席に来て「お前の隣が俺の居場所だ」って言い放つシーン、マジで心臓ギュッてなった…!あの「机ドン」からの「周りの目なんてどうでもいい」、仁人くんの涙にもう一緒に泣きそうになったよ…🥺✨ 2人の距離が縮まる一方で、周りとの温度差がすごくリアルで切ないし、続きが気になって仕方ない!!