康太
お母さん!!
康太は自宅のドアを勢いよく開け、そう叫んだ 彼の腕には先ほど出会った子犬の姿があった
母
お帰りなさい康太
その犬はどうしたの?
その犬はどうしたの?
康太
あそこの公園に捨てられてたの!
母
多分、柴犬ねこの子
康太
それで、どうすればいい?
母
うーん…お父さんが来ないとなんとも言えないわ
この家では父親が圧倒的に上であり、とても厳しい性格なのだ
康太
じゃあそれまで僕の部屋で面倒見てていい?
母
まあそれは構わないわ
もうすぐご飯できるからその時は来るのよ
もうすぐご飯できるからその時は来るのよ
康太
うん!
そう返事をすると康太は自分の部屋へ駆け出して行った
康太
大丈夫?
と康太は優しく柴犬の子犬に言葉をかける
柴犬の子犬
くうん…
康太
大丈夫僕がいるから
あ!お腹すいた?
あ!お腹すいた?
柴犬の子犬
…
康太
ちょっとご飯とってくるよ!
そう康太は自室を出て行った
数分後、康太は腕の中に色々なものを抱えて戻ってきた
康太
どれがいい?
色々持ってきたよ!
色々持ってきたよ!
子犬は興味津々にその食べ物に近づき鼻を近づかせた
康太
どれがいいかなあ…これとかは?
康太はバナナを一つ取り出した そして手で皮を剥き実を少し折ってそれを子犬の前に置いた
柴犬の子犬
むしゃむしゃ
美味しそうに食べる子犬の姿を見て康太は自然と笑顔になった
母
ご飯できたわよ〜
康太
あっ!
すぐ行く!
すぐ行く!
康太
ちょっと待っててね
そして、康太は自室を出てリビングへ駆け出した
康太&母
いただきます!
母
ところであの犬、名前とか決めたの?
康太
ううん確かに決めたほうがいいかも…
母
そのほうが犬の方も分かりやすいわよ
康太
うーん…犬だからワン太!
母
ふふふまあいいじゃない
康太
うん!
ガチャ
母
お父さん帰ってきたかしら
そう母は席を立ち、玄関へ向かった その時、康太は緊張した 唾液を飲み込むもし、ワン太が飼えないとなったら…






