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カイト

…行ってきます

家に何を言っても無駄

親は俺の存在を認識してるか微妙なくらい、俺という人間に興味が無い

でも、存在は認識されてるはずだ

だって

俺は時々殴られたり蹴られたりされてるから

カイト

おはようございます(((ボソ

クラスメイト

カイトくん大丈夫??

クラスメイト

怪我増えた?

カイト

大丈夫…

クラスメイト

何かあったら言ってね!

クラスメイト

力になるよ!

クラスメイト

俺も俺も!

カイト

はぁ

先生

みんなおはよう!

先生

席座れよ〜

クラスメイト

おはようございます!

先生

お、カイト大丈夫か?

カイト

は、はい

先生

ほんとに逃げ出したくなったら俺に相談してくれよな!

カイト

はい…

先生

では、授業をはじめる!

先生

〜〜〜!

先生

〜〜〜。

先生、俺は知ってるんだよ

影で俺の悪口言ってることを

カイト

グッ

〜放課後〜

クラスメイト

先生さよーならー!

先生

さよなら!気をつけて帰れよ!

クラスメイト

はーい!

カイト

さようなら…

先生

おう!

ほら、 俺には気をつけてなんて言わない

どうせ俺が学校に来なくても、心配なんてしないんだ

沙弥

次の日

カイト

おはよう…お母さん

…はよ((ボソッ

カイト

(あぁ、お母さんイラついてるな)

カイト

(今日、学校行けるかな…)

ドサッ

カイト

あ゛

おまえなぁ!うるせぇんだよ!

カイト

い、いたっ

ボキッ バキッ

カイト

(痛い…痛いよ)

ドカッ ガッ

カイト

(だめだ、お母さんは止まらない)

ピーンポーン

カイト

チャイム音…

カイト

誰か来た…

カイト

今何時だ

カイト

(もう帰ってる時間か…)

カイト

とりあえず出るか…

ガチャ

カイト

だれです…か?

沙弥

やっほー、カイトくん

カイト

石本さん…だっけ?

沙弥

うん!石本沙弥!

沙弥

怪我…大丈夫??

沙弥

手当しよっか?

カイト

い、いや、いいよ

沙弥

いや!だめだよ!自分でやるとごっちゃなっちゃう!

カイト

は、はぁ

沙弥

てことではいるね!

沙弥

お邪魔しマース!

カイト

え!?ちょっ

沙弥

あれ?お母さんとか居ないの?

カイト

う、うんもうすぐ帰ってくると思うけど

沙弥

そっかー

沙弥

じゃ、消毒しちゃうね!

カイト

…いたっ!

カイト

いやいや、痛いて!

沙弥

ごめんごめんw

沙弥

でも、菌が入っちゃうと困るでしょう?

カイト

ん、でも、僕が死んでも困る人いないし

沙弥

え?そんなことな(((

ただいまー

カイト誰か勝手に上がらせてるわけ?

沙弥

そうだカイトくん

沙弥

私が今から、証明してあげるよ

沙弥

君が必要とされてることを

カイト

え?どうやって

沙弥

ふふっ

グサッ

カイト

な、何をして…

沙弥

えへへ

沙弥

わたしね、カイトくんのことがだーいすきだからね?

沙弥

君を傷つける人は…

沙弥

私が殺しちゃおっかなって!

沙弥

あっ、先生のことも殺しておいたよ?

沙弥

だから安心してね!

カイト

え?…どうゆう…

沙弥

でね、まだ足りないんだ

沙弥

なんか足りない

沙弥

それでわかったの!

沙弥

やっぱり、カイトくんと一緒にいたい

沙弥

だから、一緒に暮らそ?

沙弥

私と一緒に君を傷つける人から逃げて

沙弥

ね?

カイト

ビクッ

俺は、この時何かを察知した

本能だろうか?

カイト

ハァハァ

カイト

逃げないと…周りの人が!!

沙弥

カイトくん!!

沙弥

さすが男の子!

沙弥

はやいね!ハァハァ

沙弥

でも、つっかまえた!

カイト

なっ!

ドンッ

沙弥

え?

キィーーーー

きゃーーーー!

カイト

石本…さん?

沙弥

私…カイトくんに殺されて…うれしぃなぁ

カイト

え?

沙弥

最後に…沙弥って言ってよ

カイト

さ、さ、さ…や…?

沙弥

ふふっ、うれしぃなぁ

俺は何故か倒れた

その後、病院で片目が見えなくなっていた

その後俺は、お母さんに虐待されていたことを話し

マスターに引き取られた

次回…第3ゲーム

DESU GAMEー生き残れるのは1人だけー完結作品

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