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涼太(りょうた) 葉菜(はな)
葉菜
葉菜
涼太
葉菜
葉菜
涼太は私立高校のバスケ部に所属している
月に2回のオフがあるだけという、超ハードな毎日
今日はそれと別で、たまたまできた休みをデートに使ってくれている
涼太
涼太
葉菜
葉菜は知っていた
涼太
奥手すぎる彼がときどき勇気を出したあとは、黙るべきだということを
葉菜
葉菜
涼太
まわりから見たら微笑ましい以外の何物でもない
葉菜
葉菜
涼太
涼太
葉菜
2時間後
葉菜
涼太
葉菜
涼太
葉菜
水を渡す涼太
こいつ、できる男だ
涼太
葉菜
葉菜
涼太
葉菜
それから軽く昼食をとり、流行りのコーヒーショップへ入店
涼太はバニラフラッペ、葉菜は抹茶フラッペを購入
※コーヒーショップです
葉菜
涼太
涼太
葉菜
涼太
しばらく2人の間に沈黙が訪れる
今日、涼太は決めていることがあった
涼太
葉菜
なんとなく、涼太の雰囲気を察して、葉菜の顔が強張った
涼太
葉菜
涼太は手間取りながら、鞄の中に手を入れる
コト
涼太
テーブルの上に置かれた、赤いリボンの巻かれた紺色の細長い箱
葉菜は状況が飲み込めていないようだった
葉菜
涼太
涼太
震える手を伸ばし、箱を葉菜に近づける
葉菜がここまで思考停止すると思わなかった涼太は、だんだん平静を取り戻している
葉菜
涼太
ゆっくりとリボンを解き、箱を開ける
中に入っていたのは、ゴールドのネックレスだった
葉菜
小さなハート型の真ん中に、ピンク色の宝石が輝いている
葉菜
涼太
涼太
葉菜
葉菜
微笑んだ葉菜の目に、涙が浮かんでいる
驚きながらも微笑み返す涼太
涼太
???
涼太
葉菜
涼太
外を見回すと、見覚えのある後ろ姿が2つ、走っていくのが見えた