澪
律
澪
律
澪
律
澪
律
私と律は1か月前に婚約した。 実は私は彼の顔を初めて見た時に、すぐにこの人と結婚するとわかった。
だって……
律
律
律
澪
澪
すねると、彼は私の頬にキスをした。
律
律
澪
澪
律
律
澪
律
澪
律
澪
律の唇に少し長めのキスをして、私はお風呂に入った。
澪
私はお風呂に入りながら、あの時のことを思い出す。
カミソリをくわえて、洗面器をのぞいたあの日。
澪
私はあの都市伝説のように、口にくわえたカミソリを落とすなんてことしなかった。
澪
あの時水面に映った結婚する予定の『彼』は、律じゃなかった。
澪
澪
私はわざと首のところにカミソリを落とした。
その次の日。 2学年上の先輩が強盗に首を刺されて死んだ。
私は、味をしめた。
何度もそのおまじないをして、自分好みの旦那様を探した。
好みじゃない男は、全て首にカミソリを落としてやった。
そのおかげで、今の幸せがある。
澪
澪
ピピッ……ピピッ……ピピッ……
23時59分を報せるアラームが鳴った。
澪
私はカミソリをくわえる。
0時になり水面に律の顔が映ったのを確認してから
私は狙いを定めて律の首筋にカミソリを落とした。
コメント
1件
律さぁぁんΣ(´□`;)