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楽になりたかったはずなのに_。

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楽になりたかったはずなのに_。

20 - 番外編 バットエンドストーリー。

♥

156

2025年10月05日

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これは、Qnちゃんが救われなかったバットエンドの世界線。

より良い体験のために、本編を読んだ上でお読みください。

ご本人様には一切関係ございません。

では、バットエンドの世界線をお楽しみください。

とある冬の放課後。

もぶ1

ねぇQn、焼きそばパン買ってきなさいよ。

もぶ2

えー、私はココアがいーな

Qn

えっと...っ

もぶ1

答えは、"はい"か"Yes"でしょ?

もぶ2

あははっ.ᐟ‪超ウケる〜笑

Qn

お、お金はどうすれば...ッ

もぶ1

え?お金?

もぶ1

いやいや、普通Qnが払うんだよ〜?笑笑

もぶ2

ねーえ、早くココア買ってきて?寒いんですけど〜

Qn

...っわ、分かりました、ッ

もぶ1

早く帰ってきてね〜

もぶ2

笑笑

これはいじめと言っていいのだろうか。

"パシリ"だと言うべきなのだろうか。

俺にはよく分からない。

けど、別にいい気がするものではなかった。

Qn

えっと...焼きそばパンとココア...です、

もぶ1

えー?マジで買ってきてくれたの〜?

もぶ1

ありがと〜笑笑

もぶ2

えめっちゃ助かるわ〜

その割には、感謝の言葉はあった。

本気で思ってるかは置いといて、

シンプルに喜ばれるのはどの都市になっても嬉しいこと。

でも、この生活はどんどん変わっていった__。

Qn

...あれ、おれの体操服、っ

もぶ1

どうしたの〜?

もぶ1

あ、体操服?ダサいから可愛くしてあげたよ〜?笑

そこにあったのは、まだ数回しか使っていない体操服とは思えない__。

"バカ"、"あほ"、"〇ね"など悪口の書かれた体操服が。

所々ちぎれていたり、敗れていたりして、着れるものではなかった。

もぶ2

えー、いいね、着なよ体操服〜笑

Qn

...っ着れない。です、ッ

もぶ2

え?なんで?

もぶ1

なになに?私たちがせっかく可愛くしたのに...

もぶ1

着てくれないんだ...

Qn

...

もぶ2

酷いよぉ...

そう言って泣き出してしまった__。

のではなく、嘘泣きをしていた。

"泣きたいのはこっちなのに"この言葉は喉の奥に閉まっておいて、

おれは教室から逃げ出した。

今は、誰もいないところに行きたかった。

着いたのは__、屋上へ続く階段。

ここなら誰もいない。

居るとしたら、サボりに来る先輩くらいだろう。

屋上ではなく屋上へ続く階段なのは...

屋上だと、空へ旅立ってしまう気がしたから。

...僕はそっと目を閉じた。

これが吉と出るか凶と出るかはこの時のおれには分からなかった__。

何時間寝たのだろうか。

下の階がざわざわし始めていた。

お昼休み...?それとも帰りの時間だろうか。

そんなことを考えていたら、階段を登ってくる足音が聞こえてきた。

Or

それでな〜...

Or

って、え?Qn?何してるん...?

Mn

うわ、大丈夫かよ

Bn

えー.ᐟ‪.ᐟ‪何この可愛い子.ᐟ‪

Dz

ちょっとBnさん、初対面の子にやめてくださいよ...

Orくん。

Orくんは、おれの親友であり...。1番来て欲しくなかった人。

...心配されたくなかったから。

Qn

ッ...

Or

えっ.ᐟ‪ちょっとQn.ᐟ‪

Mn

Bnさんがキモすぎたか...

Bn

いや、なんでよ.ᐟ‪笑

Dz

笑笑

Orくんのことは大好きだった。

でも、今はそばにいたくなかった。

だからまた逃げ出してしまった。

...あんなに純粋で優しいOrくんと、

言いたい事を素直に言えないおれなんかじゃ釣り合わないし。

誰にも話しかけられたくなかった。

誰にも存在を認知して欲しくなかった。

誰にも...心配されたくなかった。

心配をかけたくなかった。

でも現実は、そう甘くなかった。

もぶ1

あっれ〜?こんな所で何してるの〜?笑

もぶ2

授業もサボっちゃって。良くないね〜?笑

もぶ2

せんせーに、行っちゃおうかな〜?

Qn

...先生には、言わないで、ッ

もぶ1

じゃあ、ちゃぁんとお願いしないとね?笑

Qn

...先生に、おれがここに居たって言わないでください、ッ

もぶ1

え?"おれ"だって〜笑笑

もぶ1

キモすぎるわ〜笑笑

もぶ2

あんたは一生"僕"って言ってればいいんじゃない?

もぶ2

弱いあんたにお似合いだよ?笑

一人称を否定されたのは初めてだった。

今まで話している時だって、"おれ"と言っていたのに。

今と前で、何か違うことがあるのだろうか。

弱い"僕"にお似合いだってさ。

...似合う、似合わないってなんだろう。

もぶ1

あ、あと〜...先生にはちゃんと言っとくから.ᐟ‪

もぶ2

安心しな.ᐟ‪きっと怒られるよ〜.ᐟ‪

何が安心なんだろう。

あなたたちのせいで僕は一切安心できない。

学校は唯一安心できる場所だったのに...。

みんな、みんな...僕が安心できる場所を奪っていくんだ。

きっと僕なんかが生きてる価値なんてないんだよね。

誰も褒めてくれたりなんかしない。

心配だってしてくれない。

きっと僕は、みんなからして"要らない"存在なんだ。

あぁ、わかった。

なんで僕がこんなに悩んでいたのは、生きている価値を無くされたからなんだ。

親だって、友達だって。

今は僕のこと、邪魔だとしか思っていない。

僕居なくなれば、きっと親も、友達だった人も。

僕のことなんて忘れて幸せに生きるんだろうね。

Orくんだって僕が居なければ、"あの人たち"と

僕なんかに縛られずに仲良くできる。

...なんかもう、全部どうでもいいや。

もぶ1

え〜?また逃げるの?

もぶ2

罪重くなるだけだよ〜?笑

もぶ1

え?面白すぎなんだけど〜笑笑

もぶ2

まじそれな.ᐟ‪笑笑

もう誰の声も聞こえなかった。

いや、聞きたくなかった。

もういい。

もう、誰も僕は止められない。

いや、止めようとしたってもう遅い。

空は透き通るような快晴だった。

太陽の光は、まるで光の棘のように僕のことを突き刺した。

Or

Qnも一緒に弁当食べる?

Bn

え、いいね、可愛い子と弁当とか最高じゃん。

Dz

ちょっと、

Mn

笑笑

お弁当を食べるお誘いなんて嬉しくなかった。

Or

ぼーっと空眺めてどうしたん?

Or

体調でも悪いん、?

今更心配してくれたって、もう遅いよ。

Qn

...ありがとう、気持ちだけ受け取っとく。

そう言い、僕はフェンスに手をかけた。

Or

ちょ、何してるん、危ない...よ、?

Mn

え...は、?

Dz

...。

Bn

ぇ...うそ、でしょ、?

Orくん、僕なんかと友達になってくれてありがとう。

また、どこかで。

Or

うわぁッ...、ぁ、

Mn

俺先生、呼んでくる.ᐟ‪

Bn

俺も.ᐟ‪

Dz

僕は救急車呼ぶね.ᐟ‪

もう誰の声も耳に届かなかった。

もう、開放されるんだ。

もう、..."楽になれるんだ"__。

"グチャ"という汚い音が辺りに響いた。

...Orくん、大好きだよ。

そして...暗闇に包まれていた僕に光をくれてありがとう__。

Qn、君は天国で楽しく暮らしているのかな。

今でも、君のことを思うと胸が苦しくなる。

あの時は、助けてあげられなくてごめん。

救ってあげられなくて...ごめん。

気づいてあげられなくて、ごめん。

謝りたいことなんて、無限に出てくる。

あの時の僕は今でも憎い。

みんなは先生を呼んだり、救急車を呼んだり、

沢山働いてくれたのに。

僕だけ何も出来なくて...本当にごめんなさい。

Qn...大好きよ__。

また、どこかで絶対会おうな...。

楽になりたかったはずなのに_。

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156

コメント

7

ユーザー

BADENDもなんかいいよね💕︎ 私には分からんなぁ でもめっちゃいい話だった!

ユーザー

また来世で会うとか

ユーザー

続きはありますか?💦

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