テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
三日目。
いや、正確にいうのであれば、ここに来て寝て起きてを何度か繰り返した結果、計算で考えると三日目というだけだ。
九十九
ふと、独り言を漏らすとソファーから起き上がる九十九。
あの後、柚木は正式に降板という形になった。
さすがに人が死んだ楽屋では――ということで、九十九は柚木が使っていた楽屋へ移った。
そして目を覚ましてしまったわけだが、時計というものがないせいか、今が何時なのかは分からない。
九十九
朝になれば起き、夜になれば寝る。
時計がなくとも、それくらいのことはできそうだが、ここは窓ひとつない上に、ずっと蛍光灯に照らされている。
時間の感覚が上手く掴めないせいか、寝ても疲れが取れた気がしない。
唯一、時間を判断することができるのは、例の番組の収録だ。
九十九
九十九
九十九
九十九
九十九
九十九
九十九
九十九
九十九
九十九
九十九は小さく溜め息を漏らすと、ソファーから立ち上がった。
とりあえずインスタントのコーヒーを淹れる。
幸いなことに、湯沸かしが設置してあり、いつでもお湯が手に入る。
九十九
九十九
九十九
コーヒーを淹れると、カップを片手に辺りをうろうろと往復する。
九十九
九十九は初日からずっと考えていた。
すなわち、自分達の敵は何者なのか。
その目的はなんなのか。
まだ、答えは出ない。
九十九
九十九
九十九
そしてまた溜め息。
まだ、ここは分からないことが多すぎる。
九十九
九十九
案外、困難な課題は、寝て起きたらあっさり解決法が見つかったりするものだ。
コーヒーにはまだ口をつけたばかりだったが、飲みかけのカップをテーブルの上に置くと、九十九はソファーに寝転んだ。
九十九
九十九
瞳を閉じたまま、きっと少し眠ってしまったのだろう。
突如としと辺りに響いた声に、九十九の意識は現実に引き戻され。
スピーカー
スピーカー
――三日目、第三問目の始まりだ。