プロローグ
潔
俺の兄は心理学者だ
潔
俺より八つ年上で、紫髪をしている
潔
そんな兄がある科学者と手を組んで1つの機械を作った
アメノヒ
潔
2人はその機械をそう呼んでいた
我が兄ながら恐ろしいほどの天才で、 その反面、心理学者とは思えないほど、人に対して冷徹な態度を取ることができる人だった。
そんな兄からある日、例の機械を渡され、
玲王
お前の友達で試してみてくれ
と言われた。
俺はそれなりに友達のことは大切だと思っているので
潔
友達を売るような真似はしたくない
と兄に訴えた。
玲王
そんな怖い顔をするな
玲王
なに、ただの診断だ。害はない
玲王
なんなら俺で試してみてくれてもいい
そう笑いながら言われた。
そして兄は俺に“アメノヒ”の使い方を教えた。
この機械はスマホのような形状になっていて、その人の声と名前から結果を出すらしい。
玲王
「アメノヒ」
兄の結果は“アメノヒ”だった。
潔
この結果でなにがわかるんだ?
兄にそう尋ねた。
夏といえばホラーということで、ブルーロックのホラー?です!
初投稿なので下手かもです💦