コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
美沙希
要
美沙希
美沙希
美沙希
私は同級生の要と3年間。 高校1年生の時から恋人だ。
しかし、私達も3年生。 1年生頃の私達じゃないんだ。
受験勉強で焦っていて 最近要とも会えなくなってきた。
でも、私はどうしても 会いたかった。
美沙希
私はここに留まるけど 要は東京へ行ってしまう。
美沙希
そう呟くと私は頬に 一滴の涙を流した。
美沙希
そして受験後、私は 合格という文字を見て
とても嬉しかった。
でも反対に、悲しかった。
美沙希
嫌な思いが溢れてくる。
ここに入れない。そう思い 私は合格発表を見る人々の 中から抜けた。
帰り道、ふと要の家の2階。 ──要の部屋を見た。
美沙希
彼の名前を呼ぼうとすると 言葉が詰まる。
要
美沙希
要
要
美沙希
要
美沙希
要
美沙希
要
私たちがくだらない話をしていると後ろから『要、行くわよ!』
と、要のお母さんの声がした。
美沙希
要
要
美沙希
要
美沙希
要
美沙希
要
そう言うと私達は 涙を流し唇を触れ合わす。
これが一応、最後のキス。
でもまた、絶対に。
君とまた、キスがしたい。