向井康二side
回想
『なにわ男子』
それは関西ジュニアにとって、久々にできたグループだった
そのメンバーは藤原丈一郎、大橋和也、高橋恭平、 道枝駿佑、長尾謙杜
俺と馴染み深い人がいた
そして、、、
大西雅、『西畑大吾』
この2人は俺とずっと一緒に活動してきた仲間や
康二
理由は分かっていた
年齢的に、俺は上すぎた
大ちゃんとだって、少し年齢離れてるもん
康二
分かっていたつもりなのに、分からなくなった
雑誌撮影の時
大吾
前から大ちゃんがやって来た
大ちゃんの後ろにはなにわ男子のメンバーが 楽しそうに会話をしていた
俺はここには入れない
そう感じた
大吾
大ちゃんは俺に対してどうすればええか分からないみたい
康二
大吾
康二
大ちゃんは泣きそうになっていた
泣くなよ
俺のことは気にせず、自分のことを気にしろよ
大吾
康二
大吾
大吾
大吾
大ちゃん、、、
大吾
康二
康二
せっかく、グループに入れたのに、 俺のせいで辞めて欲しくない
大吾
康二
すると、大ちゃんがいきなり抱きついてきた
大吾
大吾
康二
大吾
大ちゃんは雅を見ながら言った
、、、それからや
雅へのいじめが前よりも酷くなったのは
3ヶ月後
マネージャー
マネージャーがいきなり楽屋のドアを強く開けた
康二
康二
マネージャー
康二
でも、話ってなんや?
マネージャー
マネージャー
俺はその言葉を聞いた瞬間、叫んだ
康二
康二
マネージャー
これで、俺もデビューに近づける
大ちゃんにも追いつける
でも、、、
康二
マネージャー
マネージャー
そう、大ちゃんとも関西ジュニアともいれなくなる
大ちゃんと約束した関西ジュニアがNo.1アイドルになる夢も 叶わなくなる
康二
廊下を歩いていたら、前から大ちゃんが来た
正門と歩いている
康二
とりあえず、話がしたかった
活動場所は変わるけど、俺たちは仲間だって
一緒に夢を叶えようって
なのに、、、
大吾
大吾
大ちゃんは俺に向かって言った
康二
大吾
良規
大ちゃんは俺のことを初めて無視した
ショックだった
苦しかった
何年も一緒にいたのに
康二
俺が悪い
大ちゃんに相談しないで決めてしまった
でも、、、これが俺にとって最後のチャンスだったから
それから、大ちゃんは俺のことを無視し、話すことはなかった
俺も関東で活動し、会う機会がなくなった
そして、俺は1年後
なにわ男子より先に
ジュニアのとき大ちゃんと憧れていたSixTONESと一緒に
『SnowMan』としてデビューした
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