俺は『殺し屋』をやっている
依頼を受けて殺す
殺して報酬を貰う
そんな簡単な仕事だ
俺は好きで殺しをやっている訳では無いが、稼げるので続けている
そしてまた、高額な依頼が来たので今日も犯罪者となる
クロノア
クロノア
侵入の方法にはいくつかあるが、どれも少々時間がかかってしまう
なので家族等の室内にいるターゲットは楽じゃないのだ
そして人数が多い故に高額依頼となる
ターゲットが屋外にいる場合は路地裏等に連れ込んで簡単に殺す事ができる
だがこちらは人数が少ない故に低額なのだ
クロノア
クロノア
クロノア
クロノア
クロノア
クロノア
今回の侵入方法は宅配を装い侵入する方法だ
最近はインターホンにカメラが着いているのがある為、着替えなければならないのだ
最初から着替えていると、不審に思われる故に不可能となるのだ
俺の場合、着替える時は近くの公衆トイレ等に入り、着替えている
今日も公衆トイレに入り、俺は着替えるのだった
着替え終わり、ドアの前に立つ
片手でインターホンを押し、片手に拳銃を握る
ガチャ、はーい
クロノア
クロノア
はーい!今行きます〜
話し終えると、俺は両手で拳銃を握った
狙いを定める為だ
1発でも外してしまうと通報される可能性がある為、狙いは定めなければいけない
ターゲット
ターゲットが家から出てきたので、引き金を引く
パァン
クロノア
クロノア
弾は見事ターゲットの頭部に命中し、ターゲットはその場に倒れた
俺は中に入り、依頼を済ませる
ターゲット
青ざめるターゲットを無視し、銃口を向ける
クロノア
クロノア
ターゲット
そう叫ぶ男の前で引き金に指をかける
クロノア
クロノア
ターゲット
パァン
男の話を遮る様に引き金を引く
クロノア
早く逃げないと警察が来るため、直ぐに探し始める
クロノア
物音を頼りに息子らしき人物を見つけた
だが、少年は驚く訳でもなくただ見つめている
少し違和感を覚えたからか、質問を投げかける
クロノア
ターゲット
何も言わず、ゆっくりと首を横に振る
クロノア
殺し屋の俺が言うのも何だが勿体なかった
まだ生きれる命があるのに、長い命があるのに
クロノア
俺は全てを察した
泣き叫んだり、死にたがる理由だ
少年には無数の痣
痩せこけて汚れている体
家中に漂う酒とタバコの匂い
掃除されてない家
この少年は親から虐待を受けていたのだ
クロノア
そう言うと少年は驚いた様な目をする
少年は何も言っていないが理解はできた
クロノア
そう言うと少年は頷いた
クロノア
少年は更に目を見開く
クロノア
クロノア
クロノア
今回の依頼は特殊だったのだ
普通は依頼主が俺の元へやって来る
だが今回は手紙だったのだ
それも、お世辞でも上手いとは言えない字だったのだ
教育を受けれない彼にとって字を書くことは簡単では無かったのだ
クロノア
ターゲット
彼がようやく喋った
彼はそのまま喋り続ける
ターゲット
ターゲット
ターゲット
クロノア
彼の話を遮り話す
俺は彼に興味がある為、『喋りたい』という欲望が溢れていたのだ
クロノア
クロノア
クロノア
クロノア
そう彼に聞くと彼はこう返事を返す
ターゲット
ターゲット
教育を受けていないと見れる彼がこんなに喋れるなんて思っていなかった
そんな事に驚きつつも俺は彼に一言添える
クロノア
そう笑うと彼はこう答える
ターゲット
彼も少し笑顔を浮かべた
初めての笑顔に驚きつつも、俺は彼のてを引く
事務所へ連れ帰り、仲間とするのだ
俺は気分良く家を出る
ターゲット
彼はそう口を開く
ターゲット
ターゲット
クロノア
そんな風に苦笑した後、俺は彼に質問をする
クロノア
ターゲット
ターゲット
クロノア
俺がそんな事を言うと、彼は俺を見つめる
クロノア
ターゲット
クロノア
ターゲット
俺は彼の名前を考えた
クロノア
クロノア
ターゲット
クロノア
しにがみ
クロノア
しにがみ
2人で笑いあった後、彼から質問が来た
しにがみ
そう聞かれると、俺はこう答えるしか無くなる
クロノア
しにがみ
クロノア
そう言うと、また笑い合う
繰り返しているだけだが何故か幸せだ
ふと、依頼の事を思い出した
報酬はまだ貰えていない
だが、貰う約束をしたのだから、しにがみ君に聞くのはやめておこう
そう考えながら2人で帰路を辿った
依頼
○✕の家の家族を殺して下さい
3人家族で、母親、父親、息子です
報酬は
命
でお願いします
わかめんんん
わかめんんん
わかめんんん
わかめんんん
わかめんんん
わかめんんん
わかめんんん
わかめんんん
わかめんんん
わかめんんん
コメント
3件
尊すぎて私も飛びそうです(((?
誰からの依頼だろ?