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早く続きみたい!
キーンコーンカーンコーン
あ、気づいたら3時間目終わってた
次は移動だから早めに行こうかな
共有棟への通路を歩いてると、向こう側から甲高い女子たちの声が聞こえる
ん?なんだろ、イケメンの転校生でも来たのかな
と、特に気にしないで窓の外を見ながら歩いてると… 写ってしまったの、目の端に
私を見るなり物凄い殺気を出てきた、雅人と直樹が
久しぶりにがっちり合った視線は何故かそらすことが出来ない。
その2人に嫌な予感がして自然と足を進める。 けどなかなか進めない
怖くて教科書をぐっと握りしめる。
だってこの2人は私が痛い目にあってもいいと判断した。 それほど私のことがどうでもいいってこと
それが怖くて怖くて
やっと雅人の横を通りすぎることが出来た。 とほっとした時
私の腕は雅人に掴まれた。 突然のことでビクッとする私
ざわざわしていた周りも一気に静まり返る 私が姫をやめてからみんなの前ではじめてだから。
今2人の方を見たらどんなことになるか分からない。
莉子
怖くてなるべく2人を見ずに足元を見ながら声をかける
目線を合わせない私を直樹が馬鹿にしたように笑う
でも雅人は何もせずずっと黙ったまま。 でも腕を掴む強さはどんどん大きくなっている
そしてその目は憎悪が混ざった目。 私が何度も見てきた喧嘩する時の目
やばい。 殴られる… そう頭でわかってても身体が動かない
護身くらいなら出来るように健さんに教わってるからできるはずなのに、頑張って1歩踏み出そうとした時にはもう雅人のパンチがお腹に入っていた。
雅人
吐き捨てられたように言われた言葉。 そのまま2人は通り過ぎる。 それと同時に私は倒れる
痛い… でもいつまでもこんな所にいたらやばい。 だってもうはじまりの合図はなっているんだから
痛いお腹をかばいながらやっとの思いで立ち上がる。 それなのに、なんでかな
なんであんたはこんな余裕ない時まで私に関わるの? ……優月
ドンッ
優月
莉子
野次馬たち
野次馬たち
今まではそれでも、大人しかった野次馬。 でも私が鳳来の幹部に殴られたってことで崩れる暗黙のルール
私にどう関わっていいのかわからなかった… いや、私に関わって鳳来に睨まれたくなかったんだと思う
ということで、誰がどう見ても優月がぶつかってきたはずなのに私が悪いものみたいに言われる始末
とりあえず痛みに耐えながらもう一度歩き始めた時、
バッサーン
私はずぶ濡れになっていた。 それをみて笑う野次馬たち
その声が、髪から滴る水の音が、水の汚い匂いが…全てが嫌になって私は走って保健室に向かった。
莉子
ひより
ひより
ひより
莉子
ひより
バンッ
莉子
莉子
?
?
莉子
莉子
?
?
莉子
?
莉子
?
?
?
?
?
莉子
莉子
莉子
?
?
莉子
?
莉子
莉子
?
?
莉子
莉子
莉子
春樹
春樹
莉子
春樹
ガラガラガラ
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
ひより
ひより
莉子
ひより
ひより
莉子
翔
莉子
莉子
ひより
莉子
ひより
ひより
莉子
莉子
莉子
莉子
翔
翔
莉子
莉子
ひより
莉子
ひより
ひより
莉子
莉子
ひより
莉子
莉子
ひより
莉子
ガラガラガラガラ
莉子
やっぱり歩くとお腹ひびくな
でも透流との話もしなくちゃだし
ガラガラガラ
透流
莉子
透流
透流
莉子
透流
莉子
莉子
透流
莉子
透流
莉子
透流
透流
莉子
透流
透流
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
透流
透流
莉子
莉子
透流
莉子
透流
透流
莉子…ごめん
莉子
透流
スゥ…
透流
莉乃
莉乃
透流
莉乃
莉乃
透流
莉乃
莉乃
莉乃
莉乃
透流
透流
莉乃
莉乃
透流
莉乃
透流
莉乃
莉乃