テラーノベル
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ヒンナ
お疲れ様です
こちらは前作から続くバドエンになります
苦手な人は見ないでください
このお話に続きはありません
主はハピエン厨なのでそちらで続きを書きます
ご了承ください
書いてて辛すぎて
少し後悔してます
いつもは第三者視点で書いてましたが
こちら全て旦那視点です
『君の大事な人は右の部屋にいるよ』
tkの言葉を受けゆっくりと部屋に向かう
ドアを開ける手が震えるのは
高揚なのか不安なのか
言葉では例えれない緊張が襲う
ふぅ、と1つ溜息を着いて
その扉を開いた
さぁ、と少し風が抜ける
開かれた窓の前には保育器に入った赤ちゃんが2人
そして…………………
tg
振り返った君はびっくりする位
痩せ細っていた
そして遠くからでもわかる程
君の顔は蒼白だった
一体何があったの、どうしたの
そう問いただしたいのに
全てを達観したかような君が
微笑んで僕の名を呼ぶから
僕の目からは一筋の涙が
零れ落ちたんだ
これが何を指すのか
僕にはわからなかった
でも君は、また微笑んだ
tg
1歩を踏み出すのが重かった
でもそれを終えた僕の足は
早々に君を抱きしめに向かっていた
tg
君はまた微笑んでいるんだろう
そのか細い声が嬉しそうに弾んでいる
そんな声を、出さないでよ
tg
tg
幸せそうな視線はあの保育器に向けられる
勿論だと応える僕の瞳から
とめどなく溢れる厄介な物は
君の頬まで濡らしてしまう
tg
僕は気付いてしまった
tg
そして君も気付いてるよね
tg
自分の事を、そして
tg
僕が気付いていることを
tg
だから君は言わない
tg
だから僕も言わない
tg
君の願いでここに来た
あの時も君はここに来たいと言った
覚えているよ
tg
tg
君はまた嬉しそうに微笑む
こんなにも陽射しが降り注ぐのに
君が寒いと言うから
僕は抱き締め暖めるんだ
その冷たい温もりが
逃げてしまわないように
tg
本当はいけないことだってわかってる
tg
こんな所に連れてきちゃいけない事も
tg
もう話しちゃいけない事も
tg
でも僕はそんな事ないよと続ける
tg
僕にとって君は最高で最愛の
唯一無二のかけがえのない
僕のお嫁さんだと告げると
tg
幸せそうな笑みで僕に凭れるから
tg
しっかりと抱き締めるんだ
僕がここにいる事を
君がここにいる事を
証明するように
tg
沢山話をしよう
tg
君が大好きな
tg
君が飽きてしまうほど
tg
話を沢山
tg
すると君は少し苦しそうに
何度か咳をした
口端から少し垂れた血を
指でそっと拭ってあげると
tg
tg
tg
やっと言えた
まるでそう言ったような
満足そうに口角を少し上げる
そんな君の唇に
そっとキスを送る
最大級の愛を込めて
それに応えてくれるかのように
それはとても綺麗で
今までで1番
kty
家に帰ったらまた沢山話そう
君に伝えたいことは、まだまだある
1日なんかじゃ足りないから
毎日、毎日、話すから
聞いていてね
『君の大切な人は左の部屋にいるよ』
tkにそう言われて足早に部屋へ向かう
ドキドキを隠せないままドアをノックした
声をかけてみるも返事がない
きっと疲れているんだろうと思い
静かに扉を開く
開かられた窓からそよりと通る風が
ベッドに横になる君の髪を揺らす
pr
保育器を見つめていたその瞳だけ
ゆっくりと自分を捉え
嬉しそうに目を細める
その一連の行動に違和感を覚えながらも
pr
君は再び首を傾け視線を保育器に移す
pr
ふふっと笑う君の元へ行き
可愛い、と言葉を送り頭を撫でる
pr
当たり前だよ
君が俺のために身体を張って
産んでくれた子が
可愛くないわけないでしょ
その言葉を受け君は微笑む
その言葉を送る俺は
上手く笑えているのかな
pr
君は再び俺に視線を向けると
強請るような目で訴える
伸ばしたいであろう腕が
小刻みに震えるから
俺はなぁに、と優しくその手を取る
そして、気付いたんだ
馬鹿な俺でもわかっちゃったんだ
何でそうなったかはわからないけど
でもずっと君の隣で
君ばかり見ていたから
でも聞かないよ
君が聞くなって言ってるんじゃなくて
今は聞かないでって願ってるから
そして全て君が受け入れた覚悟を
俺も受け止めるから
だからこれだけは
許して欲しい
pr
けらけらと君は笑う
俺が大好きな、愛した笑顔で
わかってよ、とちょっと抵抗する俺に
君はまた笑う
pr
pr
pr
笑顔の瞳の奥に
懇願するような光
そんな顔しちゃって
俺が断るとでも思ってんの?
他の誰が何と言おうと
君は今それを望んでいるのなら
君が望んだ場所は
俺にとっても懐かしい場所だった
pr
pr
あの日みたいに君を横に寝かせる
ただあの日と違うのは
既に俺は君を抱きしめていること
空の光の全てを受けるように
仰向けになる君に腕枕をして
痛くないか耳元で囁くと
君はへーきと
俺の大好きな笑顔を見せてくれる
pr
pr
pr
何言ってんのと俺は少し怒る
でも君はやって、とまた笑う
こんな俺を本気で愛してくれて
沢山の幸せをくれて
真剣に向き合ってくれて
君が嫁アウトな訳ないでしょ
俺もちゃんと笑ってそう言うんだ
pr
呂律が回らない君に
それ以上言うと口塞ぐよと笑顔で脅す
でも君はまたくすくすと笑顔を零すから
俺はその硬くなった手に指を絡め
その口を塞ぐ様にキスを落とす
pr
何時になく2回目を強請る君の声は
少し興奮したように響くから
何度でもと笑って
少し長めに甘いキスを君に
pr
pr
当たり前でしょ
キスが上手い君の隣で
君と沢山キスをして
君から教わった君専用のキス
君が嫌いだったら
俺泣いちゃうよ?
すると君はまた笑ってくれた
俺の目を見て
大好きな笑顔を見せてくれて
pr
pr
ゆっくりと目を閉じた君は
やっぱり笑顔だった
だから俺も笑顔で
君を抱き締めるんだ
ただ、ごめんね
零れるこいつだけは
止められそうにないや
ak
君に届けと願うように
耳元で何度も囁く
瞳を閉じたら何時でも
瞼の裏にいる君は
俺の大好きなその笑顔は
永遠に1等賞
今君の瞼の裏に
笑顔の俺は映ってますか?
『君の最愛の人は真ん中の部屋にいるよ』
tkに言われて急いで部屋へ向かう
2、3回名前を呼んでも返事がなく
俺は慌ててドアノブに手をかける
開かれたドアからふわりと風が抜ける
ベッドで横になる君は
ぼんやりと天井を見ている様だった
すぐに駆け寄ろうとした
でも俺の脳がそれを止めた
君の言葉を待てと訴えてきた
すると君は口を開けてくれた
mz
mz
見回すように首を動かす君の顔は
まるで俺を探しているようだった
俺はここに、いるのに
少し腫れた様なその姿に
そうだよ、と声を掛け
君に向かう俺の足は
早く行きたいのに鈍く動く
なのに君は
mz
mz
嬉しそうに微笑み
重たそうにその手を動かそうとする
漸く追いついた俺の足
その手をそっと取り
ここにいるよ、と教えてあげる
mz
君が大好きだと言ってくれたこの手
mz
指を絡めその手を君の頬に当てる
すると君はまた嬉しそうに
その手に頬をすりっと寄せる
君のその嬉しそうな微笑みが
俺は大好きなんだ
mz
mz
君がそう聞くから
俺は可愛いよ、と応える
赤ちゃんの詳細を話している間も
君は嬉しそうに微笑み耳を傾ける
俺はその顔が大好きなのに
mz
何故かわからないけど
mz
止められないんだ
mz
そう聞く君に俺は
わからないと応えると
mz
mz
でも君はふふっと笑う
それは苦笑いなんかじゃなかった
そして俺はまた
してはいけない勘違いをしてしまう
言ったらまた君に
怒られるんだろうな
何でも聞いて
また君はそう言って強請るんだろうな
mz
でも今日は聞かない
mz
だって勘違いだから
mz
何時だって君の為なら
何でもするよ
君が求めていたのは
あの時一緒に見た桜の姿
でも君は満開の桜の前で
mz
目を閉じそれを堪能する姿は
桜なんかより数倍も綺麗
mz
俺の言葉にまたあの笑顔を零す
でも君の目は閉じられたまま
近くのベンチに腰掛けて
膝の上に君を乗せ抱き締める
まるで痙攣してるかのように
たまに小さく震わす身体に
痛くないかの確認
すると君はこう言うんだ
mz
嬉しそうに微笑みながら
mz
ゆっくりその瞳を俺に見せて
mz
無情にもその言葉が嬉しくて
抱き締める腕に力が篭ってしまう
mz
mz
mz
そんな訳ないだろ
俺にこんなに幸をくれた君が
ダメだなんて俺が言わせるもんか
そんな事を言わせてしまうことが
悔しくて、悔しくて
また力が入ってしまう
でも君は何も言わず
ずっと微笑んでくれている
痛いとも、苦しいとも言わず
mz
mz
そう微笑む君に
少し強めにキスを送る
俺の嫁は君だけだから
それを君が自信もってわかるように
mz
mz
鈍く動く唇からそう漏れる声
したよ、と言うとまた君は
幸せな笑みを見せてくれる
君はキスが大好きだったね
mz
mz
君の言葉に俺は
ポッケに入れて来たパンを出す
出会って最初に君が口にした
このパンが食べたい
君がそう言ったから
俺はパンを小さく千切り
ちっさく開いた君の口に入れる
不器用に動く口から零れないよう
するとこくりと喉を通して
mz
mz
そして君は見せてくれた
あの時初めて見せてくれた
幸せに満ち溢れたあの笑顔
ほら、まだあるよ
沢山食べて
あの日みたいに
もっと食べなよ
それともバーガーにする?
エビと照り焼きの半分こ、どう?
ねぇ、応えてよ
at
ただ1つだけ違うのは
そこに君の涙はなかった
ただ1つだけ違うのは
そこに俺の涙があった
3人の話は俺にも届いた
vu
vu
vu
vu
vu
vu
vu
vu
vu
vu
vu
vu
でも君は起きてくれなかった
ただその顔は
幸せそうに笑ったまま
偶然にも絡まってしまった4本の糸
でも絡まった糸はいずれは解け
1本の糸に戻る
だから今度はきちんと結ぶ
ほう解けないように
BADENDING
コメント
10件
あ゛あ゛あ゛あ゛😭😭😭 ここまで見てきた者として見ないわけにはいかず読ませていただきましたがくそつら😭 3人だけでなく、syちゃまで… ちょっとパラレルワールド行って癒されてきます🥹 バドエンの後にハピエンという順番にしてくれてありがとうございます これが最後とか耐えられる自信ないので😭
更新ありがとうございますぅ!😭 すみません、目から涙が止まらなくて、文字も上手く打ててないんですけど、誤字ってたらすみません… ほんとにすごかったです…😭 しっかりとタヒと言っている訳じゃないのに、号泣必須でした… ちょっと心がぁ…やべぇっす🫠🫠🫠 ハピエン厨なの一緒です!苦手なのに書いてくださってありがとうございます😭 主様のバトエンなら喜んで見ます!もう、ほんとにもう、ありがとうです😭(((すみません、語彙力どっか行っちゃいました
やばいっす... 感動めっちゃした😭😭 4本の糸って表し方天才すぎます...