テラーノベル
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初兎はいつも明るく振る舞っていた。 だが、その笑顔の裏側に隠された声が、 今にも叫ぼうとしていた。
初兎
その瞬間、心の奥から別の声が漏れた。
???
初兎
振り向くと、そこには自分と同じ顔の少年が立っていた。 だが、その目には深い哀しみと怒りが宿っていた。
???
初兎
終兎
初兎
初兎は初めて、自分の中にある“叫び”を認めた。 その重さに胸が締めつけられた。
終兎
初兎
2つの心がひとつになり、初めて本当の笑顔が戻ってきた。
【第四話 了】
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