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いちごの奇病病棟物語

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いちごの奇病病棟物語

17 - 第16話 緑 赤 過去編(紫視点) 2

♥

31

2024年10月25日

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寝ている緑と赤を抱いて診察室へ入る

おまたせ〜

お!来たな

車で寝ちゃった笑

じゃあちゃちゃっと診察しちゃうべ

OK

こっちが緑ちゃんでこっちが赤くんね

了解

俺緑ちゃん診るね

じゃあ俺は赤くん

やっぱ痩せてんな

ほんとにねー、、ガリガリだよぉ(泣

一通りの検査を終えて2人が起きるのを待つ

ん、(パチ

あ、おはよぉ

、、、、

んぅ、?(パチ

ゃッ(ポロポロ

ッ!(シュルル

トゲのあるツタが赤を包む

、!?

、!?

、、なるほど

感心してる場合じゃないでしょ!笑

橙くん呼んであるよね?

もうおるで〜

お!じゃあよろしく!

了解〜

、、?

グスッひっ、ぅう、グスッ

何重にも重なるツタの中からすすり泣く声が聞こえる

まずは安全確認か

赤くーん?きこえる?

グスッ、ぇぅう、ズビッ

返事はないが泣いているということは一応無事なのだろう

君が緑ちゃん?べっぴんさんやなぁ(ニコッ

、、、

警戒心全開で橙を見ている

緑に話しかけても返事がないことを察し、赤へ声をかける

赤くーん?俺な、橙っていうんよ

赤くんのためにマジックしちゃおうかな〜

そう言って橙は俺たちに笑ってとジェスチャーする

、?

俺が困惑していると何かを察した桃が笑い出す

ふはっ‪‪‪w‪w‪w

さらに困惑する俺に向かって橙が「いいから」と口パクをする

は、ははっ‪‪‪w‪w‪w

、、なぁに、?

緑ちゃッ、あけてっ

赤がそう言うとツタが緑の身体へと戻っていく

ホッ

なぁにっ?

ほらっ!

そう言って橙が拳を開く

わっ!あめさんっ

せやで〜飴ちゃんおたべ

赤の口にいちご味の飴を放り込む

おいしぃ(ニパッ

よし、元気になったな!

じゃあちょっと俺とお話しよな

ぅん、

少し不安そうだ

大丈夫、橙先生はとっても優しいからね

、、、

うーんでもとりあえず、、

お風呂入ろか

あっ

あ、

忘れてた笑

俺も笑

もー、ちゃんとしてや!笑

お、ふろぉっ?

やったぁ(ニコーッ

、、、、(微笑

お!笑ったな〜(ナデナデ

、、、、

ありゃ笑

病院備え付けのお風呂へ

赤くんは俺たちと入ろな!

あいっ

緑は看護師と入ることになった

女の子ということと拒否する様子がなかったので連れてきたが

緑ちゃんは看護師さんと入ろうね

優しい人だから大丈夫!

終わったらお迎えに来るからね

、、、

相変わらずの虚ろな瞳がこちらを見る

拒否の意ではないのだろう

看護師

じゃあ私と入ろっか(ニコッ

、、、

うん!2人ともさっぱりしたね!

看護師

緑ちゃんは触られるの好きじゃなさそうだったので自分で洗ってもらいました!

了解です!ありがとうございました!

看護師

はい!では!

ハツラツとした元気な人だ

さて!準備もできた事だし俺とお話しよか!

、、(シュン

、、、

心無しか2人とも不安そうだ

まあお話いうてもなんでもええよ!

好きなこと、嫌いなこと、今思ってること、言葉に出来なくてもええんよ!

独り言みたいにおしゃべりしててもいいし、お話したい先生がいたらその人とお話しててもいい!

2人は、どうしたい?

ん、とね、えと、紫せんせ、とお話したい

ほんとぉ!?嬉しいなぁ笑

じゃあ赤くんは俺とお話しよっか!

緑ちゃんは、どうしたい?

、、、、と、

ん?

、、橙、先生とが、いい、、

じゃあ俺とお話しよな!

、、(コク

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