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〜ユキ(真冬) side〜
渉
優
驚きで見開いた目を二人に向けられる
渉
渉
完全に警戒した顔で、 そう言った浦田先輩
ユキ
さっきソラが言ったことを、 今度はボクが繰り返した
優
優
浦田先輩の次に、 優が疑問をぶつけてくる
ユキ
あの二人には、出来る限りの 情報収集をしてもらっている
特にリーフは、ハッキングの腕が ソラより圧倒的に高い
それでも、得体の知れない ファントムの情報の中に 潜り込むのは、いくら彼女でも危険だ
だから、あいつらに勘付かれない ように、集めるのはリーフにとって 安全圏にある情報だけ
渉
ソラ
少し食い気味に、ソラがあいつらの 名を口にした
渉
ソラ
全世界の警察が、ファントムの ことを追っている
警察の家系に生まれて、さらに今 探偵もしている浦田先輩が、 その存在を知らないはずがない
渉
一瞬だけ驚いた表情になってから、 浦田先輩が優を呼んだ
優
渉
優
優
優は、ファントムのことを 知らなかったらしい
渉
渉
渉
ファントムについて、 浦田先輩が簡潔に優に教えた
優
渉
それでも、どの国の 警察の手にも及ばない
それぐらい尻尾を掴ませないやつらだ
渉
確認を取るように、 浦田先輩が聞いてくる
ユキ
そう言うと、納得したくれたのか、 少しだけ警戒を解いてくれた
ソラ
渉
ソラが話そうとすると、 何故か浦田先輩に止められる
渉
渉
ボクらが、ファントム……?
ユキ
ソラ
ボクが反論しようとすると、 それを遮って、ソラがそう言い返した
珍しく、怒りが混じったような声色
ソラは、ファントムのことになると、少し感情が出やすくなる
渉
ボクらのタブーに触れたことに 気づいたのか、浦田先輩が話を変えた
ソラ
ソラ
渉
優
渉
動揺しながらも、 浦田先輩が聞いてくる
ソラ
優
ユキ
渉
渉
ソラ
渉
これを断られたら、 かなり苦しくなると思うけど……
渉
渉
ソラ
優
ユキ
以前は、姿を見られないようにして きたわけだから、それなら心配はない
渉
ユキ
プルルル……
ソラ
ユキ
多分、この件の話だろう
ユキ
ウィズ
ユキ
ウィズ
ウィズの指示通り、通話を スピーカーモードにする
ウィズ
渉
ユキ
浦田先輩に目線で投げかけられた 質問に、ボクが答える
ソラ
ウィズ
ウィズ
ユキ
渉
ウィズ
ウィズ
それからまた、一方的に通話が切れる
優
ユキ
きっとウィズが電話をしてきたのも、 リーフからの指示だったんだろう
敵同士でも、今回だけは仲間だし、 その顔は知っておいた方がいい
渉
ソラ
ここからは、ボクらは一旦休戦
表は友達、裏では敵、 そのさらに裏では仲間だ
ユキ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ
そよよ