ありさの家の銃剣を貰い、
私は正式に念殺者暗殺グループに加入した。
ここは
ユキノ
ここは
私が念殺者に疑われていると言う事実を初めて目の当たりにした、
昨日の夜のことだった。
パパ
パパ
ここは
ママ
ママは、泣きながら首を横に振り、
パパの肩に手を置いた。
ここは
ここは
ここは
ここは
ママ
ママとパパは私を抱きしめた。
ここは
ママ
ここは
ここは
ここは
ここは
ここは
バチンッッッッッッッッ
私の頬に、パパの右手が飛んできた。
パパ
パパ
ここは
ここは
パパ
ここは
パパ
パパ
パパ
パパ
ここは
ここは
ここは
ここは
ママ
ここは
パパ
パパ
ここは
ここは
ここは
ここは
ここは
ここは
ここは
パパ
『人の役に立つことが好き』
ここは
パパ
パパ
ここは
パパ
パパ
パパ
パパ
ここは
ママ
ママ
パパ
みんな泣いた。
私が求めていた答えとはまるで違う。
ママとパパなら、全てを受け止めてくれると思っていた。
「そうか。頑張れよ」とか、
「必ず倒すのよ。立派だわ。」とか。
心置きなく念殺者と戦えるような言葉をかけて欲しかった。
だから、グループに加入したことを教えたのに…!!
パパは、泣きながら焼酎をぐびぐび飲んで、タバコを吸った。
ママ
パパ
パパ
ここは
ママ
ここは
ママ
ママは、泣きながら小銭を握らせてきた。
ここは
ここは
ここは
小銭で埋もれた手を、私は床に向けて広げる。
ジャラジャラジャラッッッ
ママ
ここは
パパ
ママ
ここは
バタンッッ
荒い扉の音。
憎しみと、悲しみと、怒りを力一杯に込めた音。
私、どうしちゃったの??
ママとパパにこんな暴言を吐くだなんて…
そっか。私、人殺しなんだ。
飯島家の明るい一人娘、飯島ここははもういない。
私は、世界を救う人殺しだ。
ユキノ
ここは
ここは
ここは
ユキノ
ユキノ
ここは
ここは
ユキノ
ユキノ
ここは
ユキノ
ユキノ
ユキノ
ここは
ユキノ
ここは
私は、ユキノに飛びついた。
ユキノ
ユキノ
ここは
ユキノ
ホクト
ここは
あかり
はるな
ユキノ
ホクト
ユキノ
ホクト
ここは
ホクト
ユキノ
ユキノ
ホクト
ホクト
ここは
ここは
ホクト
ホクト
ここは
ここは
ユキノ
ユキノ
ユキノ
ここは
ユキノ
ここは
ユキノ
ユキノ
ユキノ
ユキノ
ここは
ホクト
ホクト
ホクト
ホクト
ここは
ここは
ホクト
ホクト
ホクト
ホクト
ホクト
ホクト
ホクト
ホクト
ホクト
ホクト
ホクト
ホクト
ホクト
ホクト
ホクト
ホクト
ホクトは、髪をかきあげながら手を振って去っていった。
あかり
はるな
ユキノ
ここは
ユキノ
ユキノ
ユキノ
ユキノ
ここは
あんな悲劇が起きるならば
私、ユキノの家に行かなきゃ良かった。
コメント
7件
気になって夜しか寝れないよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
サヨの暗殺者の物語がどれだけくだらなかったのか良くわかるw