「 朝の緩い時間 」🍵&📢🧸
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すちの声がやわらかく響く。
カーテン越しの光が部屋に差し込み、まだ寝ぼけているいるまの髪を照らした。
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布団の中で小さく丸まったいるまの姿に、すちは思わず笑ってしまう。
いつものクールさとは違う、無防備な寝起きの表情がたまらなく愛しい。
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冷たい空気が触れて、いるまが小さく身じろぎした。
冷たい空気が触れて、いるまが小さく身じろぎした
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チュッ...
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寝ぐせのついた髪を直しながら、キッチンに向かういるま。
トーストの香ばしい匂いが漂い、すちはコーヒーを差し出す。
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当たり前みたいに並んで朝食をとる。
それだけなのに、胸の奥がじんわり温かくなる。
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