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どうしてこうなったのか
どうして両親が居なくなってしまったのか
幼い唯
幼い唯
唯のお母さん
幼い唯
唯のお父さん
幼い唯
そんな日々を毎日過ごしていた。
あの時までは。
不審者
唯のお父さん
唯のお母さん
唯のお父さん
唯のお父さん
幼い唯
唯のお母さん
誰かの声が聞こえた。
叫び声だ。
お父さんはどうなったんだろう。
唯はそんなことを思った。
二人で窓から降りようとした。
その時だった。
不審者
唯のお母さん
幼い唯
バァァン
そんな音が聞こえた
唯のお母さん
お母さんの白い服
少しずつ赤に染まってゆく
お母さんは、走って私の方に来た
お母さんは私を抱きしめて、窓から飛び降りた。
幼い唯
お母さんの肌が冷たい
幼い唯
幼い唯
お母さんは目を瞑って、
私の方を見ない
不審者
幼い唯
唯は目が良いね。
そうお母さんに言われた。
なんだか嬉しかった。
不審者
バァァン
幼い唯
避けた。
銃の弾を。
正直、驚いている場合ではない。
幼い唯
不審者
そんなことがあった。
でもいつまでも引きずれない。
[墓です]
幼い唯
幼い唯