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コメント
2件
続きがぁぁぁぁ！！ あとフィン！！頑張れ！
何気のない、日常、
登校中のことだった
グラッ
フィンランド
ぐらりと、視界が歪んだ。目の前が真っ白で、なにも見えなくて、苦しくて。辛くて。
そのまま、うずくまって、動くことが出来なかった
次に目を覚ますと、病室のベッドの上だった
フィンランド
目を擦る。なんだかおかしい
真っ白いはずの病室の天井
それなのに視界の端が黒く、まるで古い写真のようになっていた
フィンランド
フィンランド
医者
そう声をかけてきたのは、見覚えのある医者。
フィンランド
医者
その後に続けられる言葉を…思わず聞き返さずにはいられなかった
フィンランド
自分でも、聞いたことがないほど動揺した、震えた、絞り出した声
現に、何て言えばいいか、頭が真っ白でわからなかった
医者
褪色症候群
その名の通り、視界の色が褪せていく突発性の病。失明ではない、色がなくなるのだ。病を発症すれば『色』を操ることが出来るが制御できなければ視界の褪せる進行速度が速まる。そして完全に、世界の色が褪せてしまえば
次に待つのは死。花のようにふわりと死んでしまう。 まるで、ドライフラワーの一生だ。
フィンランド
医者
フィンランド
フィンランド
医者
心の奥をずたずたに引き裂かれた気分だった
今までにもう既に奇病は持っていた。二つ三つ奇病を持っている人もいるが、それの全てが遺伝性+先天性
フィンランド
ここ最近は、奇病の対象療法も上手く行ってて…やっと久々に今日学校登校もかなったってのに
フィンランド
とことんついてない
僕が何かしたか？思い当たる節がない
ｽﾞｷｯ
フィンランド
キリキリと胸の奥がせりあがってくるような、そんな痛みが止まない
…皆に…何て言おう
ストンと、その後眠りについた
医者
医者
医者
医者
Project pervert
医者
医者
はい！第2話終了です！
そうそう、フィンランドの褪色症候群は彼にとって二つ目の奇病なんですけど、もう一つの奇病紹介してませんでした…
てことでご紹介します！
幸視糸病(こうししびょう) 相手の今までにあった幸せが糸として見えてしまう奇病。その幸せの糸は体の中を巡っているのだが、発病者が触れる等の干渉をしてしまった場合、記憶と共にその幸せと感情を抜き去って操り人形にしてしまう
治療法及び進行軽減の方法は無く、とにかく精神を安定させる事で幸視糸を抜き取らないようにしている
です
それでは！また！
