ぬいぬい(主)
第3話です!
本当に不出来でも見てくださる皆さんに感謝です
ぬいぬい(主)
では本編どうぞ!
ひよりの部屋
松野ひより
(よし、忘れ物ない)
トントン(千冬が肩を叩く)
松野ひより
『忘れ物ないよ』
松野千冬
『途中まで送っていく』
松野ひより
『ありがとう』
ペケJ
スリスリ
松野ひより
『ペケJ』
松野千冬
ーー、ーーー
ペケJ
コクン
ペケJの頭を撫でるひより
松野千冬
『じゃあ、行くか』
松野ひより
『うん』
松野ひより
『イザナさん!』
黒川イザナ
『早かったな』
松野千冬
ーー、ーーー
黒川イザナ
ーー、ーー
松野千冬
『ひより、イザナくんに迷惑かけちゃダメだからね』
松野ひより
『うん、わかった』
黒川イザナ
『じゃ、行くぞ』
松野ひより
『はい』
黒川イザナ
『ひより、なんか飲む?』
松野ひより
『大丈夫ですよ』
黒川イザナ
『コーヒーしかないからそれでいい?』
松野ひより
『じゃあ、それで』
黒川イザナ
『確かブラックは苦手なんだよな?』
松野ひより
『はい、ミルクと砂糖を入れたら飲めます』
黒川イザナ
『用意するから少し待ってて』
松野ひより
『ありがとうございます』
黒川イザナ
『はい、ミルクと砂糖入れたよ』
松野ひより
『ありがとうございます』
黒川イザナ
『学校はどう?楽しい?』
松野ひより
(っ……)
松野ひより
(本当のこと言ったら心配かけちゃう…)
松野ひより
『楽しいですよ』
黒川イザナ
『本当に?』
松野ひより
『はい』
松野ひより
『皆もよくしてくれますし』
黒川イザナ
『じゃあ、東卍と学校はどっちが楽しい?』
松野ひより
『正直に言えば東卍の方が楽しいです…学校だと皆に気を使われるから』
黒川イザナ
『そう……』
松野ひより
『そんなに心配しなくても大丈夫ですよ』
黒川イザナ
『そうだ、ひよりは何か欲しいものある?』
松野ひより
『欲しいものですか?』
黒川イザナ
『うん』
黒川イザナ
『ひよりの誕生日ってそろそろじゃない?』
松野ひより
『そうですね…お兄ちゃんからも聞かれてたけど答えてなかったな』
黒川イザナ
『明日買いに行きたくて今日呼んだんだ』
松野ひより
『でも特に欲しいものないですよ?』
黒川イザナ
『謙虚だな』
松野ひより
『そ、そう言う訳じゃ』
黒川イザナ
『明日見に行きながら決めてもいいしね、今日はもう寝よう』
松野ひより
『はい、お休みなさい』
黒川イザナ
マイキー、俺だ
佐野万次郎
イザナ?
黒川イザナ
明日ひよりの誕生日プレゼント買いに行くけど一緒に来るか?
佐野万次郎
行きたいけど……
佐野万次郎
やっぱ行けねぇわ
黒川イザナ
なんかあったのか?
佐野万次郎
千冬が言ってたんだけど……ひよりが学校でいじめられてるかもって
佐野万次郎
その調査?をしようとおもって
黒川イザナ
確かにいじめを受けてると思う
黒川イザナ
さっき聞いたけど答えに戸惑ってたからな
佐野万次郎
マジか……
佐野万次郎
そのさ買い物行くならアジトには近寄るなよ
黒川イザナ
そっち方面に行く予定はないから安心しろ
佐野万次郎
あと1つ忠告
黒川イザナ
何?
佐野万次郎
ひよりに手だしたらただじゃすまねぇからな
黒川イザナ
お前のではないくせに
佐野万次郎
とにかくひより泣かすなよ
黒川イザナ
当たり前だ
イザナの部屋
黒川イザナ
(ひよりはもう寝てるな)
黒川イザナ
寝顔も可愛い
そっと髪の毛を撫でる
黒川イザナ
こんないいやつなのに…
黒川イザナ
どうしていじめられなきゃならないんだ
黒川イザナ
どうして……
黒川イザナ
何があっても俺はひよりを守る
黒川イザナ
だから……
そっとキスをするのを耐えて手を強く握る
黒川イザナ
くそっ……
??
いいか?
??
何があってもアイツをここに連れてくるんだ
??
けどさ
??
いつも側に誰かいるから無理なんじゃ……
??
大丈夫だろ?
??
そのために強いやつらを雇ってるんだから
??
それもそうだな
??
決行は明日でいいか?
??
あぁ…
??
何としてでも探し出してここに連れてくるんだ
??
ミスは許されねぇからな
??
わかってますよ
ぬいぬい(主)
はい第3話はこんな感じ
ぬいぬい(主)
どうやらイザナくんはひよりちゃんのことが好きみたいだね
黒川イザナ
妹のような存在って思ってるだけだけど?
ぬいぬい(主)
あ、そうなの?
ぬいぬい(主)
じゃあ、好きでは(ないんだね…)
黒川イザナ
好きじゃないとは言ってないけど?
ぬいぬい(主)
言葉遮るほど好きなんだね
黒川イザナ
ひよりが待ってるから早く終わってくれ
ぬいぬい(主)
はいはーい
ぬいぬい(主)
ではまた次回です
ぬいぬい(主)
おつぬいです
黒川イザナ
おつぬい