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るぅとside

桃谷

苺ミルク要らんのー?

赤崎

それを取ったら負けそれを取ったら負けそれを取ったら負けそれを取ったら負け、、

白組から挑発(という名の慰め)に来たさとみくんは莉犬に素直に苺ミルクを渡そうとはせず、挑発に挑発を重ねている。

青猿

素直に渡せばいいのに、、

黄神

そういうツンデレ要素は莉犬だけで十分ですよね、、

僕ところちゃんは呆れながら2人の会話を聞いていた。

桃谷

ばーか!か弱いくせに綱引きとか!ww爆笑もんだわwww

赤崎

うっせぇ!!黙れクソゲーマーが!!

バキッ

桃谷

はっ?ちょ、、痛てぇんだよお前の攻撃!!何でそんな脛ばっかり狙うんだおい!!

赤崎

殺す、、!!

桃谷

いや、マジごめん調子乗った許して←

赤崎

絶対許すまじ、、!!!

黄神

、、そろそろ止めますか

青猿

あれは本気で殺るタイプだわ

2人で彼らを引き剝がしながら莉犬を宥める。

彼は涙目でずっとさとみくんを睨んでいた。

黄神

さとみくん、、ちゃんと慰めればよかったのに

僕の肩に手をまわし真っ青な顔をするさとみくんをズルズル白組の方へ連れて行くと彼はボソリと呟いた。

桃谷

、、慰めるとか冗談じゃねぇ

黄神

素直になればいいのに

桃谷

おめーに言われたくねぇよ

バシッ

桃谷

いった!!なぁ俺怪我人なんだけど!?

黄神

、、莉犬は、さとみくんのために頑張ってたよ

桃谷

、、、、へ?

僕の事をからかってきたさとみくんにイラつきが頂点に達し、もう言ってやろうと思った。

、、このままだと莉犬が可哀そうだし。

黄神

さとみくんに褒めてもらうんだって、気合十分でしたね

桃谷

、、、へぇ、そー、、なんだ

黄神

そろそろ気付いたらどうですか。何また僕の時と同じ運命辿ろうとしてんの?

桃谷

え?、、それって?

黄神

、、、次の競技、借り物競争ですね。莉犬はそれに出るそうです。、、後は頑張ってください

彼を自分から引き剥がし、それだけ言って立ち去ろうとする。

、、、っていうか、、

『え?、、それって?』

黄神

(ガチで莉犬の気持ちに気づかないんですかあの人、、)

、、、莉犬、この恋、前途多難だよ。

僕のため息をかき消すように2,3年生の種目は終了し、借り物競争の時間がやってくる。

黄神

、、えーっと、確かころちゃんと莉犬が出るんでしたっけ。同じ赤組として応援しないと

《借り物競争に出場する生徒は集合してください》

君のヒーローになるには。vol.4

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