作者が小学生の頃の話です
親友
お母さんなんて大っ嫌い
自分
なんで?
親友
うざいもん
親友
仕事ばっかりで私のことなんて見向きもしないもん
親友
どうせ私のことなんて嫌いなんだよ
自分
…………
自分
私はさ
自分
お父さんがいなくて
自分
お母さんだけで
自分
お母さんが仕事で忙しくて
自分
一日でお母さんと会えるのなんてほんの少しだけ
自分
それに私は家族から邪魔者扱い
自分
【親友】ちゃんはお母さんから愛されてるじゃん
自分
私はそれよりも状況が酷いのにそんなこと言わないで!
親友
…………
自分
いじめられて
自分
邪魔者扱いされて
自分
この気持ちがわかる?
自分
友達から裏切られる気持ちわかる!?(私はいじめられててそれでも親友は無視していました)
自分
わからないでしょ……簡単にそんな事言わないで!
親友
…………
そこから友達は走り去って
私もしばらくしてから家に帰った
そしたら
夜遅くにピンポンが鳴って出てみたら
友達のお母さんだった
怖かった
怒られると思った
でも
違った
親友のお母さん
○○ちゃん?
親友のお母さん
実はね、
親友のお母さん
【親友】はね
親友のお母さん
自殺……したの
自分
…………
自分
…………え?
親友のお母さん
実はあの子、病気だったのよ
親友のお母さん
それに
親友のお母さん
今、幸せなんだなって思ったらしいの
親友のお母さん
で、その幸せな時に死にたいんだって
親友のお母さん
そう遺書には書いていたわ
自分
…………
そこから私は引きこもっていた
1年ぐらいで外に出たけど
精神科に行ったり
そこからこんな病んでしまった
今でも無性にものを壊したり
リストカットで手首に傷をつけたりしたくなっていた
リストカットは抑えられるようになったけど
今でも自分が憎いと思うことが多々ある
小学生の私にとってはすごく怖くて
自分が本当に憎かった