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外はいつしか雨が降り始めていた。
倉科
倉科
縁
坂田のアドバイスを受け、麻田へと連絡を取った縁。
しかし、中谷美華――悪食が現在どこにいるのかは、照会してみなければ分からないであろうとのこと。
いち鑑識官でしかない麻田には、そこまでは預かり知らぬことだったらしい。
結局、縁が紹介したところ、ここからかなり離れた留置所に入っているらしい。
こちらもまた、精神鑑定が必要になるだろうとのことで、検査入院待ちらしい。
ぞろぞろと悪食に面会に向かうのも無駄であるし、倉科の発案で中嶋にも面会に向かうということになった。
倉科には尾崎が同行するとのこと。
尾崎
縁
こうして2手に分かれ、それぞれの殺人鬼に面会に向かうべく動き出した。
タクシーを乗り継ぎ、目的の留置所に到着した時には、すでに日も暮れかかっていた。
手続きなどが難航するかと思ったが、あっさりと面会の運びとなった。
面会室に入り、しばらくすると、あの時とほとんど変わらぬ様子の美華が、アクリル板の向こう側に姿を現した。
美華
彼女の無事に安堵する……というのも妙な話だが、しかし以前と変わらぬ様子の美華の姿に胸を撫で下ろしたのも事実だ。
縁
美華
美華は鼻で笑う。
美華
美華
美華
美華
彼女の言う通りだった。
警察病院にいた殺人蜂は殺されてしまったが、少なくともここは警察病院より、はるかにセキュリティーが高い。
彼女の安全は確保されているかもしれない。
縁
縁
美華
縁
縁はそう断りを入れると留置所を後にした。
外に出る奴いなや、倉科から着信。
縁
電話に出ると、倉科がやや焦燥した様子で口を開く。
倉科
倉科
縁
縁
倉科
倉科
縁
倉科