ここは…
俺は辺りを見渡した
…
藍
と、俯き呟いた
…ゆっくりと息を吸い…ゆっくりと息を吐いた
すると前から、優しい眼差しで見つめているような気がした
ふと顔を上げ、戸の方に視線を向けた
「 あ、起きました ? 」
と、優しい声で語りかけてきたのは…
胡蝶
「 蟲柱 胡蝶 しのぶ 」だった
じゃあ、ここは蝶屋敷か…
藍
藍
胡蝶さんの返事に答える様に…頭を下げて言葉を返した
そしたら…相手の表情が柔らかくなり…
優しく微笑んで…
胡蝶
と、語った
俺は彼女の言葉に従う様に…
顔を上げた
胡蝶
と…人差し指を頬に当て、言った
藍
藍
と、言葉を残し…
その場を去った
数分後
…
嗚呼…する事がないな
そんな事を思いながら
視線を上げ…空を見た
すると…向こうの席から女性の声が聞こえてきた
その声は…誰かに話しかけている様な…
「 おーいっ! 」
その誰かに話しかけている相手は…
「 藍ちゃーんっ! 」
俺だった
コメント
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今日は早く見れたな〜やった〜😊今回も最高〜続き楽しみに待ってます!!!🫡🫡🫡🫡🫡