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桃赤

今桃って打ったら桃太郎出てきて 爆笑((

「別れよう」

君から突然告げられて、あっという間に君は出ていってしまった。

泣き腫らして真っ赤になった目で ふと静かになった部屋を見回すと

君と一緒に飲んでいたコーヒーが 目に映る

手を伸ばして袋を開け、コップを 出してやかんでお湯を作り、 とくとくとお湯をそそぐ

ふわっと苦い香りが部屋に満ちて君との思い出を蘇らせる

君は無糖のコーヒーが好きだったね。

俺は沢山砂糖を入れたのが好き

でも君を思い出してしまったから、 どうしても君とお揃いのものが 飲みたくなった

「にっが........」

やっぱり無理だ、俺には苦くてたまったもんじゃない

「砂糖、砂糖........」

どこやったっけと思いながら部屋を 駆け回る

その中で嫌がらせをするかのように目に入ってくる君との品々

「あ、あった」

見つけた瞬間急いで口の中に角砂糖を1つ放り込む

今まで口の中に拡がっていた苦い コーヒーの味を上書きして甘い甘い 口に仕上げる

充分幸福感に満たされた後、 ゆっくりとテーブルに戻りコップの中のコーヒーの中にぽとぽと角砂糖を 落としていく

スプーンでくるくるとかき混ぜれば

ほら、俺の好きな甘いコーヒーに変身

君の好きな苦いコーヒーとは大違い

一口飲んでふぅと息を漏らす

やっぱり苦いコーヒーと俺みたいに

「相性が合わなかったんだよ.....w」

❦ℯꫛᎴ❧

くっそ短いけど

自信作なんです

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200

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