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俺は終電を逃してしまった。
会社の飲み会が長引いてしまったのだ。
今いるのは治安の悪い路地裏。
寒い。
金もない俺は路地裏をさまよっている。
残業続きで睡眠不足。今にも倒れそうだ。
玲
寒さで頭が働いていなかったのだろう。
玲
路地裏に積まれた比較的綺麗そうなゴミ袋の山で寒さをしのぎ、寝ることにした。
玲
ここは喧嘩も多い町だ。
よからぬ噂とやらも沢山聞くような町だ。
あらゆる場所で血の匂いがする。
玲
しかし、眠さとあたりの暗さで、確認するのは明日にして寝ることにした。
翌朝。
目が覚め、ゴミ袋の山から起き上がる。
ひとつのゴミ袋が目にとまった。
玲
玲
少し大きめのパンがゴミ袋に入っていた。
玲
そう言ってパンを二つに割る。。。
玲
玲
そこには血の匂いのする人の指。
さらに探ると婚約指輪のようなものが、、、
玲
すると後ろの方からゴミ袋をかき分け
人が現れた。。
玲
男A
男A
血だらけの腕を持った男が近づいてくる
男の手には何者かの腕が握られている。
玲
玲
男はゆっくり近づいてくる。
玲は恐怖で動けない。
男A
男A
男A
玲
玲
男は強引に玲からパンに入っていた指と指輪を奪い返す。
男の手には血だらけのナイフが握られている。
男A
男A
玲はとある噂を思い出す。
この地域は人を殺人鬼に変えてしまうウイルスが存在する。
玲
男A
男A
男A
玲
男はニヤリと笑った。
男A
男A
玲
男は玲の首に噛み付く。
玲
玲
玲
ウイルスは一瞬にして体内に充満する。
玲
玲
玲
玲
玲
この瞬間新たな殺人鬼が誕生した。
野宿には危険が沢山ある。
時間を守って家に帰ることが1番大切だ。
愛する人も子供も
あなたの帰りを待っている。
大切な人を失わないように、
心配をかけることのないように お気をつけくださいまし。