テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
大森side
今日は高校の入学式.
大森.
僕はため息をつく。
行きたくない。
僕は病気を持っている。
それは
"起立性調節障害"
よく世間からは甘えと言われてる。
症状は軽い〜重いがある
僕その中で重い方だ
頭はクラクラする。
この病気のせいで中学校はまともに行けてない
世間で言う"不登校"だ
僕のその中で
曲を作ってる。
曲を作るのは苦じゃない
楽しい
聞いて欲しいな。
大森.
起きるのにも1時間はかかる
でも入学式
休む訳には行かない
教室
大森side
はぁ。
耐えられない
帰りたい
まだ頭はクラクラする
頭痛もする
しばらく経って
僕の隣に"若井滉斗"ってやつが座ってきた
若井.
若井.
馴れ馴れしく呼ぶんじゃない
ほんと、
僕の苦手なタイプだ
早く帰りたい
頭の中はただそれだけ
僕は机の上でうつ伏せになりながらゆっくりした
すると
若井.
さっきのやつだ。
若井.
大森.
気まづ。
若井.
大森.
もうこのタイプ無理だって、!
帰らせて、!
この地獄の教室から
数時間後
やっと帰れる
若井.
若井.
若井.
大森.
大森.
初対面で急になんだよ。
若井.
大森.
若井ー早く帰ろうぜー
若井.
若井君の周りは友達がいっぱい。
それに比べ僕は1人にもいない。
友達になるべきか迷う。
でも俺の苦手なタイプ。
まだ心を開くには時間がかかるな。
でもいつかは仲良くなりたいな。