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#不定期投稿
うどん/中国推し
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日帝
日帝
ぱちりと目が覚めた。ばっと起き上がり、あたりを見回す。
よく磨かれた床。クッション付きの白いソファに、脚の細いテーブル。柔らかそうなふかふかの椅子。 窓からは若葉色の庭園が覗き、反対側には受付用のスペースが鎮座。
……そこは、ホテルのロビーだった。
日帝
しかし、窓から入ってくる光には温度が無い。
太陽の光だとは思えないほど、冷たく、白かった。
アメリカ
さっきまで、十名程度のクラスメイトと話していたはずだ。
……周りを見回しても、誰もいない。
あるのは、天井を反射する床。ボールが並んで入っている箱。まっすぐ見た先にあるボウリングのピン。
アメリカ
間違いなくボウリングセンターだ。
ナチス
最初に視界に入ったのは、全面灰色の景色。
ナチス
目をこすりながら見回す。 黒いコンクリートに走る、少し盛り上がった白線。少しだけ錆びた天井。黄と黒の直線が交互に示された柱。 ……立体駐車場だ。
ナチス
目を見開く。
だって、さっきまでは……
ナチス
チャイムが鳴り響く。
顔を上げた。
ソ連
チャイムが鳴った。何も無いこの部屋で。
機械音声
ソ連
耳を塞ぎたくなるような不快な声だった。
ざらざらしていて、抑揚がない。一昔前のラジオ放送のような、厚い膜のかかった女性の声。
機械音声
機械音声
機械音声
生徒の中に、そう望んだ人がいる。
機械音声は途絶えず喋る。
機械音声
ソ連
顔を上げる。
機械音声
機械音声
淡々と言い上げた。感情の色は一切無い。
機械音声
ソ連
『そう望んだ人』、だろう。 確かに協力する意味が無い。
機械音声
機械音声
……妨害者は、現行犯で見つかったらペナルティ。 生徒が黒幕を炙り出せる唯一の手段。 周りをよく観察しないと。
機械音声
機械音声
機械音声
ソ連
……暗い感情が大きくなると、『怪物』になる。
機械音声
機械音声
……負の感情が大きくなりすぎることは、すなわち死を意味する。
機械音声
機械音声
機械音声
機械音声
機械音声
機械音声
機械音声
……
イギリス
重要事項は主に5つ。
① 元の世界に戻りたければ、脱出ゲームを攻略する。
② 怪物が1エリアに1体おり、一定のペースで増えていく。
③ 負の感情が大きくなると、怪物になってしまう。
④ 元の生活を拒んだ黒幕⋯妨害者は、1日1回攻略の妨害をしなければならない。
⑤ 妨害している所を見られた場合、妨害者にはペナルティが起きる。
イギリス
元の生活を拒んだ人。
人数を言われていないが、おそらく1人だ。
……
……そして、2分後に開始位置に転送される。
ここは開始位置ではないらしい。
イギリス
最初から開始位置に転送すればいいのに、わざわざ違う場所に転送されている。
それに……2分、という微妙な時間。
……何かありそうだ。
イギリス
わずかな時間だが……ここを探索してみよう。
日帝
あの放送から2分が経ったのだろう。景色が変わり、薄暗くなる。
白い床と壁が視界を埋める。
日帝
ここが開始位置、ということだ。
見る限りは何も無い。誰もいない。しかし、ゲームは始まっている。
……とりあえず、部屋に入ろう。
すぐそばにあったドアノブに手をかけ、そっとドアを開けた。
コメント
1件
第2話、一気に引き込まれました…!まずそれぞれのキャラがバラバラの場所で目を覚ます演出がゾクゾクする。ホテル、ボウリング場、立体駐車場って、まるで現実なのに現実じゃない感じがして。で、機械音声のルール説明、あの「負の感情が怪物を作る」って設定がもう重くて苦しい…。でもそれがこの世界の核って感じがする。妨害者(黒幕)の存在も含めて、「誰を信じていいのかわからない」緊張感が本当に好きです。イギリスが探索しようとしたラストも続きが気になりすぎる…!次話も楽しみにしてます🌙