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コメント
4件
すれ違ってるぅ😱 早く誤解解いて、カップルになってくれぇぇ!
夏祭り最高です
1
蓮香(仮)
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#水赤
うるさい蝉の声すら、 かき消される喧騒。
近くで、囃子が聞こえてくる。
いるま
慣れない浴衣で、人混みの中を歩く。
らん
後ろから急に声をかけられた。
いるま
らん
彼の浴衣姿に、一瞬目を奪われた。
いるま
赤くなる顔を隠すように、 俺は後ろを向いた。
なつ
足音を鳴らし、なつもこちらへと やってくる。
いるま
まだ少しだけ集合時間より早い。
祭囃子に耳を傾けながら、 俺たちはこさめを待つことにした。
いくら待っても、こさめが現れない。
なつ
らん
らんが宥めるように言う。
その時、俺のスマホが震えた。
なつ
なつ
なつ
俺が呆れたように言うと、 二人は笑った。
いるま
なつ
なつ
らん
二人は屋台を見ながら、 花火がよく見える丘の方へと 歩いて行った。
なつ
改めてスマホの画面を眺める。
“めちゃでかい金魚がいる 屋台の前にいる”
こさめからのメッセージは、 それで終わっている。
なつ
こんな大きな祭り会場、 金魚すくいの屋台なんて たくさんある。
なつ
不安が、熱気と共に 体にまとわりつく。
依然として周りは 知らない人ばかりで、 焦りだけが増えていく。
なつ
なつ
その時、誰かが俺の裾を掴んだ。
なつ
なつ
振り返ると、 派手な浴衣を着た女の人。
なつ
急いでいるので、少し冷たく言う。
女性
……ナンパか。
女性
女性
なつ
強引に腕を振り払っても、 女はついてきた。
女性
女性
なつ
ただでさえこんなに暑くて イライラすると言うのに。
女性
女性
なつ
一瞬、俺の動きが止まった。
女性
いっそのこと、彼女と言ってしまえば コイツは諦めるだろうか。
しかし、そんな希望は打ち砕かれた。
女性
馴れ馴れしくついてくる女に、 俺は耐えられそうになかった。
女性
女が腕を絡めてきたその時。
とうとう、俺の中で怒りが弾けた。
こさめ
屋台が並ぶ道を、 人を避けながら歩く。
こっちの方向に行けば、 なつくんたちと合流できる はずなのに。
もうすぐ花火の始まる時間だ。
それまでに、 みんなを見つけなければ。
こさめ
だんだんと汗ばみ、俯き気になる。
危うく人とぶつかりそうになり、 咄嗟に避けたその時。
少し遠くに見慣れた影が見えた。
こさめ
こさめ
こさめは足を早めた。
さっきまでとは打って変わって、 下駄は軽快なリズムを刻んでいる。
しかし、その足はすぐに止まった。
こさめ
なつくんと馴れ馴れしく 腕を組んでいる。
なつくんはこさめに背を向けていて 顔が見えないが、
女の人は笑顔だ。
こさめ
一気に心臓の鼓動が速くなる。
この汗は、暑さのせいだろうか。
少し近づくと、断片的に 会話が聞こえてきた。
なつ
なつ
なつ
こさめ
なつ
なつ
今のを、聞かれていたのだろうか。
こさめ
こさめは目を伏せ、 走り去って行ってしまった。
なつ
俺は女の静止を振り払い、 こさめの後を追った。