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らび
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#テノやってる時点で自衛しとけ
こりん
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ここな
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何も考えず、走り出してしまった。
頭の中で、 さっきの会話が思い出される。
“好きな人がいる”
確かになつくんはそう言った。
こさめ
涙が溢れそうになるのを、 必死に堪える。
こんなにも悲しいのに、
無情にも、辺りは笑い声ばかりだ。
どこに行こうともなく、階段を登る。
等間隔で置かれた赤い灯籠は、 足元を照らすには心細い。
こさめ
こさめは地面の根に気づかず、 つまずき転んでしまった。
その拍子で足首を捻ってしまう。
うるさいくらいの眩しい光を 放っていた屋台も、 すっかり姿を消し、
目の前にあるのは、誰もいない、 薄暗い神社。
こさめ
こさめは境内に腰を下ろし、 空を見上げた。
真っ黒な空には、 いくつかの星が輝いた。
頑張っていたなつくんを、見守って 応援してきたこと。
気恥ずかしくて、 素直になれなかったこと。
なつくんに好かれようと、 努力してきたこと。
…でも、それら全部は無駄だった。
こさめ
もしかしたら、 漫画みたいな展開になって、
なつくんと付き合えないかな、 なんて考えていた自分を恥じる。
こさめ
視界がぼやけ、鼻の先が痛くなる。
こさめ
こさめ
こさめ
一粒の涙が、頬を流れ落ちた。
こさめ
花火で照らされる空の下を、 ゆっくり歩く。
なつくんの背中は規則正しく揺れ、 心地よい。
なつ
前を向いたまま、そう聞かれた。
本当は、もう痛くないけれど。
こさめ
くだらない、嘘をついた。
もう少し、このままでいたいから。
なつ
どこを探しても、 こさめの姿が見えない。
俺の事を避けているのか、 どこか他のところに 行ってしまったのか。
なつ
階段を登った先にある、神社。
こちらの世界とは線を引いたように 暗くなるその先は、不気味な雰囲気を 放っている。
古くなった事で今は 使われていないから、 人もいない。
なつ
俺は、 一歩づつその階段を登り始めた。
なつ
境内に座る、こさめが見えた。
なつ
こさめは俺の声に反応し、 こちらを見た。
少し、目が赤い気がした。
こさめ
悲しげだった表情は一変し、 ムッとした顔になるこさめ。
静かにこさめの横に腰を下ろす。
沈黙が流れ、遠くの方から祭囃子が 小さく聞こえる。
こさめ
こさめ
こさめ
こさめは、俺の好きな人が こさめということに 気づいていないようだ。
なつ
なつ
顔を覗き込むと、こさめはさらに 顔を逸らした。
なつ
夜空の闇に吸い込まれるような 彼の瞳が、潤んで揺れた。
…本当は、 花火のクライマックスとか、
もっとちゃんとしたところで 伝えたかったんだけど。
なつ
こさめ
なつ
なつ
こさめ
驚いた目がこちらを見る。
なつ
こさめ
なつ
目を見て、微笑む。
なつ
なつ
こさめ
こさめ
なつ
こさめ
涙がこぼれ落ちる。
俺はそれをぬぐい、頭を撫でた。
なつ
こさめは、 表情を笑顔に変えて見せた。
こさめ
こさめ
その時、空に大きな音が響いた。
こさめ
なつ
木々が開け、 大きく空が広がっている。
ここからの花火は、 誰にも邪魔されず、 とても綺麗に見えた。
なつ
なつ
なつくんがこさめの顔を覗き込んだ。
こさめ
相槌を打ったものの、 こさめはまだ足が痛い。
こさめが足を気にしていると、 なつくんはそれに気づいたようで、
なつ
こさめ
こさめ
なつ
こさめ
そう言うとなつくんは、 こさめの前にかがんだ。
こさめ
なつ
優しく言う彼の横顔は、
やっぱり、誰よりもかっこいい。
コメント
4件
成立したぁぁ😭✨ 本当に良かったぁぁ👍👍 次は、💜💗だぁ!!
甘酸っぱすぎますね、、 なんかもうなつこさ付き合ってくれて本当にありがとうございますって感じなんですが(?)情景描写上手すぎません?