テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
地面の低い唸り声が、私の心臓を直撃した。
お母さん
お母さんが叫ぶ。私たちは全力で逃げた。
ロボットの大きな手が、空気を切る音を立てて迫る。
ごまちゃん
息が上がる。通路に戻ろうと振り返ると、広大な土地に影が伸びる。
ロボットの目が赤く光り、私たちを追いかけてくる。
お母さん
お母さんがさす。丘を駆け上がる途中で、ふと目に入ったのは、壊れたタブレットのような黒い破片が散らばる場所。
ごまちゃん
考える暇もなく、ロボットの影がさらに近ずく。丘の向こうに小さな通路の入口が見える。希望はそこだけだ。
ごまちゃん
私は必死で足を動かす。その瞬間、ロボットの巨大な手が地面を叩き、地面の土が舞い上がった。
土の中から何かが動いたーーただの手のように見えたが、私は凍りついた。
お母さん
お母さんが息を切らせながら言う。通路の入り口まであと数歩。しかし、丘の向こうに広がる影が、まるで通路の先を塞ぐかのように立ちはだかる。
ー私たちは逃げ切れるのか? ーそれともロボットに捕まってしまうのか? 次の瞬間、巨大な影が動いた。
ーつづく