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「顔赤いけど熱でもあんの？」
ピタッ
水波 璃乃
…っ！
璃央の額が私の額にくっ付いた
水波 璃乃
璃央…くん///
水波 璃乃
あの…///
来栖 璃央
なさそうだな（ﾆｺｯ
水波 璃乃
な！ないよ！ばか！
来栖 璃央
可愛っ♡
水波 璃乃
からかわないでよ！もぉ〜
私と璃央のやり取りを遠くから見てる者がいた事に私たちは気づかなかった
来栖 璃央
あ〜隣座りてぇ
水波 璃乃
座れば？
来栖 璃央
隣に座っていいのは指名もらってるホストだけ
水波 璃乃
そう…なんだ
水波 璃乃
（ 璃央くん指名したい…
来栖 璃央
今俺指名したいとか思ってくれた？（ﾆｺｯ
水波 璃乃
っえ？いや、別に───
来栖 璃央
本当？
水波 璃乃
…えっと、あの…
来栖 璃央
わかりやすっ笑
水波 璃乃
うるさーい！
スタッフ
璃央！蓮士さんつくから一旦引いて
来栖 璃央
はーい
水波 璃乃
（ もう来るの？
指名してるホストなのに何故だろう
嬉しくない───
来栖 璃央
璃乃？
水波 璃乃
璃央くん───
来栖 璃央
ふっ
ポンっ
来栖 璃央
大好きだよ
頭を軽くなで耳元で囁く璃央
水波 璃乃
私も──
スっ───
碧井 蓮士
璃乃！
来栖 璃央
（ ﾁｯ
璃央は席を離れ違う席のヘルプに付いた
碧井 蓮士
璃乃、今日も可愛いね
水波 璃乃
そう？そんな事ないよ
碧井 蓮士
今日朝まで居てよ
水波 璃乃
え？
碧井 蓮士
アフターしよ！
水波 璃乃
でも学校が…
水波 璃乃
（ 璃央くん何時に帰ってるんだろ
碧井 蓮士
そっか…高校生だった
水波 璃乃
ごめんね…
碧井 蓮士
学校何時に終わるの？
水波 璃乃
明日は4時頃
碧井 蓮士
終わったら会おうよ
水波 璃乃
あ、うん…
水波 璃乃
（ 会って何するんだろ…
碧井 蓮士
駅で待ち合わせよっか
水波 璃乃
うん！会って何するの？
碧井 蓮士
飯いこ？（ﾆｺｯ
水波 璃乃
うん！
水波 璃乃
（ なんだ！ご飯か
碧井 蓮士
そのまま明日は一緒に同伴♪
水波 璃乃
同伴？そんな…連続して来てたらお金が
碧井 蓮士
璃乃可愛いからキャバクラで絶対ランク入るよ！
水波 璃乃
キャバクラ？
碧井 蓮士
うん！知り合いの店紹介するよ
水波 璃乃
でもキャバクラって…
碧井 蓮士
大丈夫！
水波 璃乃
（ 璃央くん怒るよね…
水波 璃乃
考えてみるね…
帰り際
碧井 蓮士
物騒だから気を付けて？
来栖 璃央
俺送って行きますよ！
水波 璃乃
璃央くん！
来栖 璃央
いいですよね？蓮士さん
碧井 蓮士
そう…だな！一人で帰るの心配だし
碧井 蓮士
じゃあ頼むわ
来栖 璃央
はい！
スっ
私の腰に手を回し、ゆっくり歩き始めた───
水波 璃乃
璃央くん…
来栖 璃央
なに？
水波 璃乃
私がキャバクラで働いたら…
来栖 璃央
は？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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