俺は幼なじみを 一途に想い続けている。
上村 達也
下崎 心春
心春とは腐れ縁で。 いつも常に一緒で。
上村 達也
上村 達也
下崎 心春
下崎 心春
下崎 心春
下崎 心春
上村 達也
下崎 心春
下崎 心春
下崎 心春
そう言って心春は 笑顔で走り去っていった。
上村 達也
いつもの通学路で 心春を待つ。
心春と一緒に 帰るようにして何年
経っただろうか。
上村 達也
幼なじみってのは 友達以上恋人未満で。
もし、この気持ちを 伝えてしまったら
何年も積み重ねてきた ものが崩れそうな気がして。
...元に戻らない気がして
怖くて、勇気のない 俺には告白は
きっと...できない。
上村 達也
上村 達也
そこで俺が見たのは 楽しそうに笑ってる
心春と...島田先輩だった。
下崎 心春
島田先輩
話の内容はきっと 俺が思っているようなもの
じゃない。
でも。きっと俺は 耐えられなかったんだ。
今、俺に気づいた 心春が手を振りながら
こっちへ走ってきてる。
下崎 心春
上村 達也
下崎 心春
上村 達也
下崎 心春
話しかけてきた心春を 自分から
突き放した。
自分が...傷つかないように
上村 達也
下崎 心春
下崎 心春
その時───。
下崎 心春
下崎 心春
島田先輩
下崎 心春
島田先輩
下崎 心春
島田先輩
島田先輩
もう達也が見えなくなった 道を私は見据える。
下崎 心春
下崎 心春
私は達也を追いかけた。
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その時───。
下崎 心春
上村 達也
息切れしてるのに まだ走ってる。
上村 達也
そんな心春を見てると 横からトラックが
来てることに気づいた
それに気づいてない 心春は真っ直ぐ
こっちへ走ってきてる
上村 達也
下崎 心春
キキッ──────
ドンッ...!
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上村 達也
ー病院ー
上村 達也
心春は交通事故に あった。
...原因は、俺。
上村 達也
俺は眠ってる心春の 手を握って
上村 達也
そう...呟いた。
それから俺はどうやら 眠ってしまっていたようだ
下崎 心春
上村 達也
上村 達也
下崎 心春
上村 達也
俺は心春を 抱き寄せた。
そしてもう一度。
上村 達也
下崎 心春
めでたしめでたし。
コメント
2件
リクエストあったらくださいなー
めでたしめでたし