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俺は幼なじみを 一途に想い続けている。

上村 達也

心春

下崎 心春

あ、達也!

心春とは腐れ縁で。 いつも常に一緒で。

上村 達也

今日は委員会活動
遅くなるんでしょ?

上村 達也

早く行かないとまずいんじゃない?

下崎 心春

・・・。

下崎 心春

確かに...笑

下崎 心春

じゃあ行ってくるね。

下崎 心春

今日遅くなるから先に帰っててもいいけど...?

上村 達也

いや、待ってるよ。

下崎 心春

そっか。

下崎 心春

いつもありがとう😊

下崎 心春

行ってくるね。

そう言って心春は 笑顔で走り去っていった。

上村 達也

っ...無自覚なやつ。

いつもの通学路で 心春を待つ。

心春と一緒に 帰るようにして何年

経っただろうか。

上村 達也

アイツ...好きな人いんのかな...?

幼なじみってのは 友達以上恋人未満で。

もし、この気持ちを 伝えてしまったら

何年も積み重ねてきた ものが崩れそうな気がして。

...元に戻らない気がして

怖くて、勇気のない 俺には告白は

きっと...できない。

上村 達也

...あ、心春だ

上村 達也

...って、あれ?

そこで俺が見たのは 楽しそうに笑ってる

心春と...島田先輩だった。

下崎 心春

へぇ!そうなんですか

島田先輩

あぁ。まぁ、委員長だからこういうのは知っておかないとと思ってね。

話の内容はきっと 俺が思っているようなもの

じゃない。

でも。きっと俺は 耐えられなかったんだ。

今、俺に気づいた 心春が手を振りながら

こっちへ走ってきてる。

下崎 心春

遅くなってごめ──。

上村 達也

そんなにあの先輩がいいのかよ。

下崎 心春

え...?

上村 達也

だったら...先輩のとこに行けよ。

下崎 心春

...達也?

話しかけてきた心春を 自分から

突き放した。

自分が...傷つかないように

上村 達也

...じゃあな。

下崎 心春

達也...?...達也!

下崎 心春

待って!お願い!

その時───。

下崎 心春

達也...?達也!

下崎 心春

(おかしい...達也どうしちゃったんだろう...)

島田先輩

...行っておいでよ。

下崎 心春

...へ?

島田先輩

まったく...嫉妬深い男だ笑

下崎 心春

先輩...

島田先輩

ほら...俺はもう帰るよ。

島田先輩

じゃあね。

もう達也が見えなくなった 道を私は見据える。

下崎 心春

先輩は今もう助けてくれない...。

下崎 心春

達也に...伝えなきゃ...。

私は達也を追いかけた。

文章を入力してください

その時───。

下崎 心春

達也...達也!

上村 達也

...心春?

息切れしてるのに まだ走ってる。

上村 達也

心春...

そんな心春を見てると 横からトラックが

来てることに気づいた

それに気づいてない 心春は真っ直ぐ

こっちへ走ってきてる

上村 達也

...っ!あ、危ない心春!

下崎 心春

...っえ?

キキッ──────

ドンッ...!

文章を入力してください

上村 達也

......心春ー!

ー病院ー

上村 達也

心春...目を覚ましてくれよ...

心春は交通事故に あった。

...原因は、俺。

上村 達也

本当はあの時伝えたかったけど。

俺は眠ってる心春の 手を握って

上村 達也

...好きだよ...。

そう...呟いた。

それから俺はどうやら 眠ってしまっていたようだ

下崎 心春

あ、達也おはよ。

上村 達也

あぁ...おはよ

上村 達也

...え?

下崎 心春

ただいま。達也。

上村 達也

心春...心春!

俺は心春を 抱き寄せた。

そしてもう一度。

上村 達也

心春...好きだよ。

下崎 心春

ふふっ...私もだよ。達也。

めでたしめでたし。

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