TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ペット、始めました。 2話

一覧ページ

「ペット、始めました。 2話」のメインビジュアル

ペット、始めました。 2話

1 - ペット、始めました。 2話

♥

10

2019年07月06日

シェアするシェアする
報告する

翌朝

冴島 美咲

ん"ん"ぅ〜……

昨日のせいで痛む頭を抑えながら何とか起き上がろうとする。

お味噌汁のいい匂い… ここ、どこ?

恐る恐る、重たい瞼を開ける。

おはよ、大丈夫?

目を開けると、目の前には可愛らしい顔が私の顔を覗き込んでいた。

冴島 美咲

え………?

私を覗き込む一人の男。

あ、ごめんごめん。昨日、公園で凄い状態で寝てたから。

大丈夫かなーと思ってさ、拾ってきちゃったんだよね

冴島 美咲

い、いや、あの…

すっかりと酔いが覚めた私はやっと昨日の事を思い出す。

冴島 美咲

(確か、酔っ払ってて美香に駅まで送ってもらって…)

冴島 美咲

(ベンチでそのまま…)

それで、この男に?

冴島 美咲

…すいません、昨日酔っ払ってて

冴島 美咲

貴方の記憶全く無いんですけど……誰ですか

片瀬 涼

あ、ごめんね。俺は偶然通りかかっただけの男。

片瀬 涼

片瀬 涼 です。怪しいものではありません

冴島 美咲

(片瀬 涼…)

冴島 美咲

(見た感じ悪い人ではなさそう…それに…めっちゃイケメン)

真っ白な肌に、小さな顔。

スっと通った鼻筋とぱっちり二重。 丸い大きな目。

冴島 美咲

…(めっちゃカッコイイじゃん…)

片瀬 涼

あ、お腹減ってるでしょ?ご飯作っといたから。あとなんて呼べばいい?

冴島 美咲

あ、いや、帰ります。すいません。ご迷惑をお掛けしました

冴島 美咲

(流石に名前とか安易に教えられないし、なんか怖いし…)

バッグを手に取り、見慣れない部屋から出る。

すると、

冴島 美咲

は…?

片瀬 涼

だーめ、もう拾っちゃったから

意味不明な事を言っていきなり私を抱き寄せたこの男。

冴島 美咲

ちょ…!!

片瀬 涼

これからは俺のペットだよ、美咲ちゃん?

冴島 美咲

なんで私の名前…

私のカバンについていた、会社の名札を指さす。

片瀬 涼

よろしくね?

どうなるの、私ー…

この作品はいかがでしたか?

10

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚