🦄ひゅにんかい.
🐿てひょん.
恋をしたのか、 してないのかも わからないまま、
勝手に話題が、 すり替えられる。
でも、” 恋をした “ という言葉で 思いつくのは・・・
ぬなしか、 思いつかなかった。
僕は、ぬなに 恋してるの・・・?
でも確かに、 ぬなと話してる時、 ドキドキするし、
“ 毎日話したい “って思える。
これは、恋なのか・・・?
🐿てひょん.
🦄ひゅにんかい.
ひゅにんあが、 煽り気味で言ってくる。
その後、ドヤ顔をしながら、 “ 恋 “について語り出す。
🦄ひゅにんかい.
🦄ひゅにんかい.
🦄ひゅにんかい.
言われて、気づいた。
僕はぬなに、 “ 恋 “してるんだ。
🐿てひょん.
🦄ひゅにんかい.
🦄ひゅにんかい.
🐿てひょん.
🦄ひゅにんかい.
🦄ひゅにんかい.
目を輝かせて、 ひゅにんあが言う。
その圧力に負けて、 今思っている人の名前を言う。
🦄ひゅにんかい.
🦄ひゅにんかい.
🐿てひょん.
幼馴染のひゅにんあと、 こんな話をするのが気まずくて、
つい、無言になってしまう。
でもひゅにんあは、 そんなのお構いなしに、
バンバン質問してくる。
🦄ひゅにんかい.
🦄ひゅにんかい.
🐿てひょん.
🦄ひゅにんかい.
🦄ひゅにんかい.
そう言うひゅにんあの目は、
風のせいで前髪が靡き、 見えなかった。
- 放課後 -
ひゅにんあの言葉で、 なんか勇気づき、
告白するわけでもないが、 ぬなを探す。
ただ、ぬなと お喋りがしたくて。
ぬなと、 思い出を作りたくて。
でも、もうすぐ ぬなは卒業だ。
どこにいるか、 必死に記憶を辿る。
ぬなは、 確か吹奏楽部部長。
だから、 音楽室にいないかな・・・?
そう思った頃には、 もう走り出していた。
- 音楽室の前 -
音楽室の前に来て、 ドアに手を置く。
中から、 人の声がして、
ドアに耳を傾ける。
悪いとは思っているが、
ちょっと、 ドアを開けて、
音楽室の中にいる 人を確かめる。
中には、ぬなと、
ぼむぎゅひょんらしき人がいた。
ぼむぎゅひょんは、 親戚の人でもあり、
吹奏楽部に入部している。
『なんであの2人が?』 と思いながらも、
すごく狭い隙間から、 2人を観察する。
観察していると、 こんな会話が聞こえてきた。
🐻ぼむぎゅ.
○○.
🐻ぼむぎゅ.
🐻ぼむぎゅ.
○○.
そう言ってぬなは、 ぼむぎゅひょんの頭を、
“ くしゃくしゃに撫でていた “。
ぬなはやっぱり、 僕だけにやってるわけじゃなかった。
若干、僕に好意が あるんじゃないかって、
期待もしていたが、
そんな自分が、 バカだった。
“ こんな綺麗な人に、 好かれるわけがない “
“ ぬなは、ただ、 弟のように見ていただけ “
そう思いたいのに、 それが嫌で。
その場から、 急いで飛び出す。
- ○○視点 -
ぼむぎゅと一緒に、 楽器の練習をしていると、
ドアから、誰かが 走り出す音がした。
誰かと思い、 ぼむぎゅがドアを開けに行くのに ついていったら、
後ろ姿が、完全に” てひょな “で。
ぼむぎゅの存在も忘れて、 急いで追いかける。
- てひょん視点 -
気づけばそこは、 昼休みにも来た、屋上で。
柵に手をつき、 青空を眺める。
すると ——
後ろから、足音がして。
急いで、後ろを振り返る。
そこにいたのは、 僕が” 恋してる人 “。
ぬなが、息を切らして、 立っていた。
🐿てひょん.
○○.
○○.
額には、 若干汗をかいていて。
相当走ってきたのが、 伝わる。
○○.
○○.
息を切らした声で、そう言う。
🐿てひょん.
○○.
下を向いていたぬなが、 素早く頭を上げる。
🐿てひょん.
🐿てひょん.
🐿てひょん.
無意識に、 言葉が次々と出る。
🐿てひょん.
🐿てひょん.
🐿てひょん.
🐿てひょん.
🐿てひょん.
🐿てひょん.
🐿てひょん.
🐿てひょん.
🐿てひょん.
○○.
咄嗟に出てしまった言葉で、 我に帰り、
今言った言葉を、反省する。
🐿てひょん.
○○.
🐿てひょん.
まさかの返答に、驚く。
“ 全く同じ気持ち “??
ぬ、ぬなが・・・?
○○.
○○.
○○.
嬉しい言葉に、 胸がどくどくとする。
ぬなが、 こんなこと思ってたなんてっ、。
気がつけば、 ぬなを抱きしめていて、
ぬなも、 そっと抱き返してくれる。
🐿てひょん.
そう言うと、ぬなは、
笑顔で、『うん』と頷いた。
- 僕のぬなだから、勝手に触らないで! 後編 -
- END -
コメント
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またTXTの妄想つくってください!
僕のだんごだから勝手に触らないで!←は?