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#漫画
ゆろ
29
くじ引きを終えた山口が、
俺の元へ戻ってきた。
山口 蒼真
山本 柚希
山本 柚希
山本 柚希
山口は少し照れくさそうに視線を逸らしながら、
俺の前へ猫のぬいぐるみを差し出した。
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
俺はそのぬいぐるみを受け取り
ギュッと抱きしめた。
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
山口はニヤリと笑った。
山口 蒼真
山本 柚希
山本 柚希
俺は赤くなった頬を見られないように
山口から顔を逸らした。
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
山口 蒼真
俺たちは再び歩き出した。
友人達とは合流もせずに
二人隣同士で歩いていた。
山本 柚希
山口 蒼真
隣を見れば山口がいて
少しだけ山口の方へ近づく。
山本 柚希
ぬいぐるみを持っていない方の手を
少し伸ばして、山口の手にそっと触れた。
山口 蒼真
山本 柚希
手を握らずに、
指先だけが触れていて
俺と山口はそのまま何も言わずに歩いていた。
山本 柚希
山口 蒼真
どれくらい時間が経っただろうか。
未だに握られない手に俺は
手を引っ込めようとした。その時ーーー
山口 蒼真
山本 柚希
山口の指がゆっくりと俺の指に絡まる。
そして…ーーー
ギュッーーーー
山本 柚希
手から、山口の温もりを感じる。
少しだけ汗で濡れて、
俺より少し大きい手。
俺は、少しだけ恥ずかしくて
ぬいぐるみで顔を隠す。
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山本 柚希
俺は何も答えられなかった。
返事の代わりに、
繋いだ手をギュッと少しだけ握り返した。
山口 蒼真
俺が握り返した瞬間、
山口は、照れ臭そうに鼻の頭を掻いた。
そして、何か決意したかのような
真剣な表情になり、立ち止まった。
山口 蒼真
山本 柚希
山口 蒼真
山本 柚希
その時だった…ーーーー
ひゅぅぅぅぅ…
バァァァァァァン!
色とりどりの花火が夜空を照らした。
山本 柚希
俺は空を見上げ、花火を見た。
山本 柚希
山口 蒼真
山口 蒼真
山本 柚希
ひゅぅぅぅぅぅ
山口 蒼真
山口 蒼真
バァァァァァァン!
山口 蒼真
山本 柚希
山本 柚希
山口の声は花火の音に掻き消され、
何を言ったのかわからず花火から
山口の方へ視線を合わせた。
山口 蒼真
山口の顔は赤くなっていた。
山本 柚希
山本 柚希
山本 柚希
山口 蒼真
山口は何か言いたそうに
口を動かしていたが
言葉になる事はなかった。
花火が終わり、
ここにいた人たちが
花火を名残惜しそうに
一斉に動き出す。
そんな中、
俺たちは暫く見つめ合っていた
山口 蒼真
山本 柚希
山口は小さく笑った。
山口 蒼真
山本 柚希
山本 柚希
俺たちは繋いだ手を離さず、
ゆっくりと歩き出したーーー
夏の夜風が、
優しく二人の間を通り抜けていった。
【夏祭り ー後編ー】 ー終ー
コメント
4件
花火で声がかき消されてるの面白い!続き楽しみに待ってますね
ゆうクロ。、本当に尊すぎる回だった…! くじ引きで猫のぬいぐるみを取ってくる山口のずるいスマートさ、そこからの指先触れるだけからのギュッて握り返す柚希の小さな勇気、全部が最高すぎてもう胸が詰まったよ。花火の音で告白が掻き消される演出がまた上手すぎて、来週まで生きていける気がしない…。続き、心から待ってます🔥