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少年

《おきろー!!!》

少年

《お前ら!!》

少年

《きしょーじかんってやつなの!!》

少年

《ねーー!!》

マイクを通して室内にぐわんぐわんと響く少年の馬鹿みたいに大きな声が、 カーペットに寝転がされている彼らの 意識を微睡から現実に引き上げた

姫月琴葉

んんぅ…うるさぁい!

星宮 愛華

…ぁたまいた

榊真陽

不快すぎ、ませんか…

忌呪 尊

警報かぁ…?
……あそこからか、うるさいのぉ

台車の上で目を覚ました 変な体制で寝転がっていたせいか体中が痛い

ぐっと体を伸ばし、 楽な体制を取ったのも束の間 声が聞こえた途端体が動かなくなった

少年

《あ!起きた〜?》

少年

《おはよー!》

眠る前と同じモニターに写る、 全く同じ子供の姿

少年

《いやー、どうっすか?》

少年

《あ、訳分からん人もおるやろうし説明しまーす》

少年

《えっとねぇ、んーと、あ、あった。
君たちには今から「遡登り」というゲームをしてもらいまーす!》

忌呪 尊

…昨日と同じ、じゃな

細部の違いは不明だが、 ほぼ昨日と同じ説明をされる

そしてそれをあの子供は 疑問にすら思っておらず、 初めてルールを説明しているかの様だ

少年

《ルールはシンプル!》

少年

《欠損部位を集めながら謎を解いてこの白昼夢から脱出すること》

少年

《…でもそれだけじゃつまらないっすよね?》

見た目の若さ相応に、きゃらきゃらと大変可愛らしい笑いをこぼす

少年

《脱出用の謎とは別に彼女についての謎を解き明かした方には!》

少年

《───なにか、望むものでもあげますよ》

忌呪 尊

…!

昨日と全く同じ景色で、言葉で、 聞き流そうと思っていた でも、今、明確に違う事が起こってる

昨日はここで言い淀んでいた 改善されているのか、こちらが本来の言葉なのかわからないが

少年

《ではゲームを始めましょう!》

少年

《手が戻っている方もいるのでね、どうぞ楽しんで!》

少年

《能力もいずれ拾えるからね〜》

昨日は言わなかった言葉を最後に モニターの映像が変化し また昨日と同じ「すたーと!」の文字が映し出された

ゴーン ゴーン

昨日と変わらぬ時計台の鐘の音が響く

違うとすれば… 昨日より時間がきっかり1時間、早いことだろうか

鐘の音が耳に入ったと同時に 力が抜けて自由に動けるようになった

昨日と、まったく同じように

違うのは茶髪の子の言い回しと、最後の言葉。あと、時計塔の時間

……昨日は、何があったっけ

姫月琴葉

…夢、夢を見て……

姫月琴葉

小さい子が、階段から転げ落ちて…っ、で…助けようとしたら、何かに躓いて…

姫月琴葉

何につまづいたっけ……そうだ、手

姫月琴葉

手だ!!真陽手ちゃんと動く!?

星宮 愛華

うわ、びっくりしたぁ!?

姫月琴葉

あっ、ごめん愛華!

星宮 愛華

ほんとだよ、もぅ…

星宮 愛華

ずっと声かけてるのにぶつぶつ呟いてたし…

姫月琴葉

うっそ、まじで!?

姫月琴葉

ほんっとに、ごめん!

星宮 愛華

いやいいよ

星宮 愛華

…それにしても、琴葉も夢見たんだ

姫月琴葉

うん…って、もしかして愛華も?

星宮 愛華

そう、保育園か幼稚園の夢

姫月琴葉

…内容も同じ、か

星宮 愛華

みたいだね……どうゆう、ことなんだろ……

姫月琴葉

うーん……

榊真陽

あの、宜しいですか?

姫月琴葉

あっはいどうぞ…

榊真陽

まず、人を呼んでおいて無視するのはやめましょうね。私は別にいいんですけど

姫月琴葉

…はい

榊真陽

質問の答えですが、使えますよ

姫月琴葉

!ほんとなんだ!!よかったぁ…!

星宮 愛華

よかった、ですね

榊真陽

…ええ、それでの話なんですが

榊真陽

私───

榊真陽

片目が機能していないみたいです

姫月琴葉

は、…かため、?

星宮 愛華

…うごける、んですか?

榊真陽

まぁ、…ある程度は

あはは、と何処か自嘲気味に笑った真陽は煮え切らない返事を返す

姫月琴葉

そっ、か……

姫月琴葉

何かあったらすぐ頼ってね!私、多分1番軽いから!

星宮 愛華

わ、わたしもっ!

榊真陽

…ふふ、ありがとうございます

忌呪 尊

話は終わったか?待ちくたびれたぞ

榊真陽

あぁ、すみません

榊真陽

ありました?

忌呪 尊

ああ……これじゃな

尊が差し出したのは一枚のメモ用紙 そこにはこう書かれていた

朝は4本、昼は2本、夜は3本 さてこれは?

星宮 愛華

…あ、これしってる

姫月琴葉

わたしも!なぞなぞの本で見た!!

星宮 愛華

スフィンクスの話に似たようなのが出てきた気もする…?

姫月琴葉

え、そうなんだ。初知り〜

榊真陽

答えが判明していますし、入力装置?のある部屋へ向かいましょうか

姫月琴葉

はーい

星宮 愛華

はい

忌呪 尊

…貴殿を待っておるのだが

榊真陽

あっ、すみません。ありがとうございます

忌呪 尊

…はぁ、行くぞ

真陽が台車の手すりに触れたことを視界の端にとらえた尊は、地面に手をついて台車を滑らせた

姫月琴葉

なにここ超きれーい!

星宮 愛華

ほんとだ…さっきとはまた違う感じで綺麗

忌呪 尊

こっちじゃぞ…あった

忌呪 尊

……「人間」

さらりとまだ育ちきっていない手が、答えを書いた本を撫でる …それは何かを慈しんでいるようで 諦念を背負っていた

姫月琴葉

…?

榊真陽

……

忌呪 尊

一度あの部屋に戻るかの

星宮 愛華

…そうですね、戻りましょう

出現した扉を背にして、 尊が昨日よりずっと短い時間で 部屋に戻っていった

からからと台車が転がる音が、 なんでか分からないけど拒否に感じて どこか怖かった

星宮 愛華

…琴葉?

星宮 愛華

榊さんも行っちゃったけど…大丈夫?

姫月琴葉

ぁ、ああ、大丈夫大丈夫!!

姫月琴葉

いこっ、ね?

星宮 愛華

……わかった、行こっか

0.ハテナに入る言葉は? ①②③→深更など       ③:→小さくて粗末な家等 ③()④()⑤→右から8列目        左から3列目 ⑥ー⑦:→ネクタイの一種 ⑤⑥=??

一個前の部屋に戻ると、モニターにどでかく問題が写されていた

姫月琴葉

え、手間省いたの?

星宮 愛華

えぇ…w

星宮 愛華

別に手間は省いてない…んじゃないかな、?

姫月琴葉

そっかー、まぁいいや

姫月琴葉

ね、これとけそう?

忌呪 尊

儂か?まぁ時間があればいけるぞ

姫月琴葉

そっか!じゃあみんなでがんばろ〜!

星宮 愛華

ぉ、お〜…?

𝕿𝖔 𝕭𝖊 𝕮𝖔𝖓𝖙𝖎𝖓𝖚𝖊𝖉…

【最高の「────」を希う】

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10

コメント

2

ユーザー

謎解きの時点でわかんないですね(((

ユーザー

修正が反映されていないかもしれないんで、なんかあったら教えてください…!

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