コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
キーンコーンカーンコーン
放課後のチャイムが鳴って各々バラバラと教室を出る。
放課後の教室は静かだ。
涼太(りょうた)
私は 幼なじみの 涼太・咲真・真美 に放課後残って欲しいことを伝えていた。
真美(まみ)
咲真(さくま)
咲月(さつき)
皆 家族のような存在 私にとって大切な人
咲月(さつき)
だから
この事を伝えなくちゃいけないと思う。
真美(まみ)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
いつも通りの3人の会話で 緊張が一気にとける。
1人で爆笑している私をポカーンと見つめる。
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
咲真(さくま)
真美(まみ)
咲真(さくま)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
いきなり話を振られ少しびっくりする
ただ…言わないと…
咲月(さつき)
咲月(さつき)
さっきの雰囲気とはうって変わって 神妙な空気になる。
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
ふぅ…と息を吐いて
咲月(さつき)
なるべく明るく話す。
咲月(さつき)
チラッと時計を確認して 正確に時間を伝える。
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
皆の頭には?マークが浮かぶ
まぁ無理もないよね…
真美(まみ)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
うん……やっぱ信じられないよね
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
いいんだ…これで
私 みんなを悲しませるのはしたくないから。
皆が悲しまないのなら私はどこまでも嘘をつくよ
………………………
あぁ…なんで神様は私を選んでしまったんだろう…
もっと皆と 一緒に居たかったな…
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲月(さつき)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
皆と別れて教室を出る。
むわっと暑い廊下には 夕日が差していた。
ひぐらしが悲しく鳴く
ひとりぼっちの、ひぐらしは私と同じようだった。
咲月(さつき)
担任の先生に事情を話していたら時刻は7時をまわっていた。
咲月(さつき)
咲月(さつき)
下駄箱から靴を取り昇降口へ向かう。
電気はもう、ついていないので真っ暗 月の光を頼りにドアを開ける。
ガチャ
咲月(さつき)
月の光が照らす。
咲月(さつき)
見慣れた人影
小さい時から一緒だったのですぐにわかった。
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
涼太は昔からおっちょこちょいな所があった。
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
そんな事を言いながら何気なく隣に並ぶ
涼太(りょうた)
ブツブツ言いながらも校門を出る。
校庭で部活をする人の声が遠くに聞こえた。
咲月(さつき)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
月に照らさせる涼太の横顔
前まで幼かった顔つきがいつからか大人の顔つきへと変わっていた。 いつだろう…私より目線が高くなっちゃったのは…
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
気づいたら泣いていた。
おかしいな… 病室で余命宣言された時はこんなに泣かなかったのに…
自然と涙が出てくる。
涼太(りょうた)
静かな住宅街で私だけの声が響く
ご近所迷惑にならないかな?と… 冷静に考えていた頃にはもう本音を言ってしまったあとだった…
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
そう涼太が言うと物陰から2人の影…
真美と咲真がたっていた
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
私は2人の登場に驚く。
家までの帰り道
幼なじみ4人と帰るとは
きっと 何分前の自分は知らないだろう
真美(まみ)
真美(まみ)
咲月(さつき)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
困惑する私を置いてどんどん話を進める3人
咲月(さつき)
咲月(さつき)
次から次へ飛ぶマシンガントークに追いつけなくて一旦声をかける
真美(まみ)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
2人は涼太の方をむく
今から数時間前
咲月(さつき)
3人で盛り上がっているけど… 絶対咲月無理してるだろ…
チラッと顔を伺うと 笑っているけど どこか苦しそうな顔をしていた。
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
真美(まみ)
……………………
やっぱり…
認めたくねぇけど、咲月は1週間後に死ぬのか…?
真美(まみ)
咲月(さつき)
違うんだよ……
そっちに怒っているわけじゃない
咲月(さつき)
咲月(さつき)
ただ……
あまりにも
咲月は苦しそうに笑うから……
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
咲月(さつき)
咲月はもしかしたらこのままずっと黙ったままなんじゃないかって
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
真美(まみ)
咲真(さくま)
ずっと溜め込むんじゃないかって
涼太(りょうた)
そんな言葉しかかけられないのが情けない…
ガラガラ
どうしたら…あいつの力になれるだろうか…?
真美(まみ)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
咲真(さくま)
真美(まみ)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
真美(まみ)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
涼太はバツが悪そうにそっぽをむく。
恥ずかしがってる証拠だ…
咲真(さくま)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
咲月(さつき)
またポロッと涙が出る
涼太(りょうた)
真美(まみ)
咲真(さくま)
真美(まみ)
咲真(さくま)
咲真(さくま)
涼太(りょうた)
かすみがかった月の光
まるで私たちを優しく包み込んでるみたいだった
3人の笑い声がこだまする。
久しぶりの4人での帰路
きっと私は本当に幸せものなんだと思う。
咲月(さつき)