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過去に飛ぶようになって半年
夏休みが明けて新学期が始まった
夏の大会を終えた運動部は三年生が引退して
次の部長を決める話し合いに力を注いでいる
校則で帰宅部は禁止されているのだが
俺はどの部にも属していなかった
実はこれは特例で
担任に許可をもらって帰っていたのだが
放課後
みなみ
突然、呼び止められ
振り返ると女子のクラス委員長が立っていた
明日夢
みなみ
明日夢
明日夢
明日夢
普段、女子と話すことなんて殆どなく
委員長ともまともに話すのは初めてだった
いきなり声をかけられて少し緊張していると
みなみ
明日夢
突然の問いに驚いて声が裏返ってしまい
込み上げる恥ずかしさを何とか抑えて答えた
明日夢
明日夢
みなみ
みなみ
明日夢
何を言われるのかと思っていたら
俺が放課後、真っ直ぐ帰宅していることを咎めに来たらしい
でも俺はちゃんと許可を得て帰宅している
校則違反をしているわけではない
明日夢
普通ならこれで納得するはずなのに
みなみ
みなみ
みなみ
明日夢
明日夢
みなみ
小宮山
みなみ
小宮山
小宮山
みなみ
みなみ
小宮山
小宮山
小宮山
みなみ
小宮山
みなみ
突然の委員長の言葉に驚いた
確かに俺はちゃんと担任に許可をもらって帰宅している
なぜ生活指導がそんなことを言ってきたのか？
あの先生は少し偏屈な性格で有名だから
単に虫の居所が悪かっただけかもしれないけど
それで注意された委員長にはちょっと同情する
明日夢
明日夢
明日夢
みなみ
みなみ
明日夢
みなみ
みなみ
みなみ
この委員長の一方的な物言いに少し腹が立った
俺が真っ直ぐ帰宅しているのはじいちゃんの作業を手伝うためだ
ゲーセンになんて行く時間はないし
そもそも俺は……
明日夢
みなみ
明日夢
明日夢
明日夢
みなみ
明日夢
明日夢
明日夢
明日夢
明日夢
明日夢
ここまで話したところで
委員長が少し焦った様子で問いかけてきた
みなみ
みなみ
明日夢
明日夢
みなみ
明日夢
みなみ
あのタイムマシーンは実はまだ完璧ではなく
常に細かな微調整やメンテナンスが必要だった
今日もその作業を手伝う予定になっていて
俺の来るのをじいちゃんは待っている
だから早く帰りたかった
明日夢
みなみ
みなみ
みなみ
そう言った直後
委員長は「あ……」って顔をした
言い過ぎたと思ったのだろう
俺も何となくわかってはいたが
どうしてもその発言が許せないと思ってしまい
明日夢
明日夢
勢いに任せて言ってしまい
みなみ
委員長を無視して帰ってしまった
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