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放課後、校門を出たとき。
ぷりっつが他の子と笑いながら並んで歩いているのが見えた。
その瞬間、胸の奥が熱くなった。
息ができなくなって、心臓が勝手に暴れ出す。
“なんで、あの子と?”
“どうして、俺じゃないの?”
気づいたら、足が動いていた。
水筒の水を蓋に注ぎ、思いっきり走った。
声が出ていた。止められなかった。
次の瞬間。
バシャッッ……ドンッ____
水を投げ、相手をひっかき、突き飛ばして、ぷりっつを勢いよく掴んだ。
ぷりっつが驚いた顔をした瞬間、世界が真っ白になった。
手が震えて、涙がこぼれた。
……なんで、俺以外と帰るの?
俺以外と喋らないで…?
俺から離れないでよ……っ
声が掠れて、喉が痛かった。
泣きながら言葉を並べる俺を見て、ぷりっつは何も言わなかった。
ただ静かに、悲しい目で俺を見ていた。
その目を見た瞬間にわかった。
“ああ、俺は間違えた”って。
好きだからって、 相手の自由を奪っていい理由にはならない。
独り占めしたいって気持ちが、 愛じゃないことに気づいたのは、 もう全部壊してしまった後だった。
これは、相手に対しての”DV行為”です。
そして最近、実際に私たちの間で起こった出来事です。 DVされたのは友達です。
どれだけ相手を愛していても、どれだけ相手が心配でも、
絶対にしてはいけない行為です。
皆さんは、こんな恋愛をしないでくださいね!
私は全然大丈夫なのでご安心を!
今回はここまで!それじゃ!