そっ、と横にいたあなたが 起き上がる気配がした
思わず腕を掴む
あなた
あなた
僕
僕
あなた
あなた
あなた
僕
僕
あなた
あなた
僕は起き上がると、 あなたの胸板に頬を押し付けた
暖かい
心臓の音がした
僕
僕
僕
あなた
あなた
僕
あなた
僕
僕
あなた
僕
あなた
あなた
離さない─ 離したくない
僕は腕をそのままあなたの 腰に回した
僕
あなた
僕
僕
あなた
あなた
僕
あなた
僕
僕
僕
あなた
あなた
僕
僕
僕
実際僕の瞳からは 暖かいものが流れて
あなたの胸からスルスルと シーツに落ちる
あなた
僕
あなた
あなた
あなた
あなた
僕
僕
眠たげな目
フワフワの甘い匂いの髪
細い指 白い肌
色っぽくふくれている唇
あなた
あなた
あなたにそっと押し倒される
ふんわりとしたものが 僕の唇に当てられる
僕
僕
だから離したくなかったんだ
あなたの事なんて、僕が 一番よく知ってる
僕
僕
立ち上がると、あなたの匂いが 鼻をついた
気付かなかったが、僕の 隣に一枚の紙が置いてあった
僕
僕
開いてみる
愛してる
僕
僕
僕
何で分かりきった事を書くんだよ!
もっと、もっと違う、何か─
もう行ってしまった
もう戻ってこない
僕
僕
好き“でした”
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コメント
48件
このお話すごくすき。 まふくんにとってそらるさんが水なら、冷たさと涼を与えてくれた人なら。 貴女は私にとってどんな存在だったんだろう。何を与えられたんだろう。 なんて考えても仕方ないけど笑 私にとって貴女の存在は何だったのか、いまいちまだわからない。 すごく大切だったってことは分かってるんだけどね、あれよりも大事とか離れたくないとか 当時は考えてなかったからさ…
ありがとう!
好きになりますたw