よろしく。
もう忘れてしまったかな?
夏の木陰に座ったまま
○○
暑うぅ。
ななもり
はいっ!これアイス!
○○
ありがと
アイスを口に放り込んで
○○
風邪来ないかな。
さとみ
風こいやぁぁ!!!
風を待っていた。
ジェル
下敷き、頬っぺたにつけときな。
○○
今日、水雲ちゃんに呼ばれたんだけど
もう忘れてしまったかな?
ころん
虐めだったら信じるから大丈夫!
水雲
ねぇ!なんであんたがすとぷり様と一緒にいるの!
スースー『腕を切る音』
水雲
これ持って。
水雲
スゥーーキャァァァァァ!!!!
ジェル
どないしたん?!
ころん
○○、これって。
○○
私やってない。
信じるって、言ったのに。
○○
世の中は全部嘘だらけだね。
タッタッタッ!
ななもり
ちょっと!
るぅと
逃げましたね。
ころん
.....
水雲
痛かった。
○○
いつか!ほんとうのかちみんなで探そうね!(小さい頃)
ななもり
うん!そうだね!
さとみ
そうだな!
全ての記憶を
○○
忘れないように。
色褪せないように。
○○
形に残る物が全てじゃないから。
○○
言葉をもっと教えて!
○○
夏が来るって教えて!
ころん
何言ってんだあいつ。
○○
私が描いてる目に映ったのは、
夏の亡霊だ。
夏の亡霊だ。
○○
風にスカートが揺れて!
○○
思い出なんて忘れて、
○○
浅い呼吸をする、
○○
汗を拭って夏めく。
ななもり
綺麗な歌声。
○○
アイス買いに行こぉ。
買い終わりました!
○○
はいっ!これアイス。
ジェル
え?
莉犬
くれるの?
るぅと
.....
○○
バイバイ、
○○
もう、忘れてしまったかな?
夏の木陰に座った頃。
遠くの丘から、顔を出した雲があったじゃないか?
○○は、ソレを取ろうとして。 馬鹿みたいに空気を切った手で
○○
私は、紙に雲一つ描いて、
笑顔で握ってたなぁ。
笑顔で握ってたなぁ。
忘れないように。
色褪せないように。
歴史に残る物が全てじゃないから
今だけ顔を無くして。 言葉を全部わすれて。
ころん
ずっと○○笑ってる。
夏を待っている、私/僕ら
亡霊だ。
○○
心をもっと教えて!
さとみ
?
○○
夏の匂いを教えて!
浅い呼吸をする。
忘れないように。
色褪せないように。
心に響くものがすべてじゃないから。
○○
言葉をもっと教えて
○○
さよならだって教えて。
莉犬
え?
るぅと
どう言う事ですか?
○○
今も見るんだよ。
○○
夏に咲いている、花に亡霊を。
○○
言葉じゃなくて時間を
○○
時間じゃなくて。
心を!
○○
浅い呼吸をする。
汗を巡って夏めく!
○○
夏の匂いがする。
○○
やっぱり夏は暑いねぇ。
ころん
はい!アイス。
○○
ありがとぉ、
もう忘れてしまったかな?
夏の木陰に
座ったまま
アイスを
口に放り込んで
ジェル
風ほんまこやんなぁあ。
風を待っていた。
読んでいただき
るぅと
黙れ主!
ゆきんこ
すまん。
るぅと
こ○すこ○す。
グサッ、
ゆきんこ
ぁぁぁぁ!!!
○○
やばぁ。
ちゃんちゃん!