え…
清玄寺 響
…あの弁当箱の中身。
清玄寺 響
(ヘルシーなものばかりだった)
清玄寺 響
(肉とか入ってなくて)
清玄寺 響
(魚中心の弁当)
清玄寺 響
(いつも気づかなかったけど、あれは鏡夜のための弁当…?)
清玄寺 響
(だって私の弁当はいつもカラフルでお肉とか元気になりそうなものばかり入っていた。)
清玄寺 響
(…それなのに、あの弁当箱の中身は一体…。)
清玄寺 響
…。
今日も鏡夜の部屋の前ではりこみ中。
清玄寺 響
(本当にあんた、いつ寝てんのよ…)
清玄寺 響
(…力さで勝てるわけないけど…!!)
清玄寺 響
(やってみるしかないっ…!!)
バン!!
西園寺 鏡夜
?
私は鏡夜の部屋に勢い良く入った
西園寺 鏡夜
…。
西園寺 鏡夜
なんだ、お前か。
西園寺 鏡夜
もっと、静かに入…
西園寺 鏡夜
…!!!!
私は鏡夜めがけて包丁をつきだした。
清玄寺 響
(あ、ヤバい、止められる!!!)
清玄寺 響
(あ、これはきっと負けた。)
西園寺 鏡夜
(…。)
清玄寺 響
(…え)
グサッ!!!!!!
西園寺 鏡夜
…っ!
ゴブッ!!
鏡夜は大量の血を吐き出した。
清玄寺 響
(なんで…)
その血は私の手に落ちてきた。
私が突き刺した刃は鏡夜の腹に刺さったが、そんなに深くは刺せていない。
清玄寺 響
(なのにどうして、そんなに大量の血を。)
清玄寺 響
…なんで!!?
清玄寺 響
今のは、今のは鏡夜なら避けれたはずだよね!!!?
西園寺 鏡夜
…
鏡夜は口から垂れる血を手でぬぐい
私に向かって悲しく笑った。
西園寺 鏡夜
ほら、血で汚す覚悟出来てないじゃん。
清玄寺 響
…!
清玄寺 響
(…確かにそうだった。)
清玄寺 響
(私は何もかも中途半端だった。)
鏡夜の血が大量についた手のひらを見た。
清玄寺 響
(…!!)
ドクンっ!!
清玄寺 響
(…え、何。)
幼い記憶が頭の中を過っていく
清玄寺 響
はぁ、はぁ、はぁ!
「お、母さん。」
「お母さん!」
西園寺 鏡夜
…響?
清玄寺 響
…嘘。
清玄寺 響
嘘だ…っ!!
清玄寺 響
お母さんを殺したのは鏡夜じゃなくて
西園寺 鏡夜
…!!!
清玄寺 響
私、だったの?