短編集

ある所に一人の女の子が居ました。

女の子は毎日退屈で仕方がありませんでした。

そんな女の子はある日、近くの海に足を運びました。

女の子はつい、本来の目的も忘れてその海に 見惚れてしまいました。

女の子は感動しました。

"これ"と同等の価値のものがあるのだと。

そして女の子は考えました。

と。

女の子は旅をしました。

ある時は砂漠に足を運び、

ある時は山で頭を抱え、

女の子の初めての冒険でした。

女の子はしばらく歩きました。

沢山沢山歩きました。

すると、女の子には"光"が見えました。

暖かい、懐かしい光が見えました。

光の先には、人が2人居ました。

男の人と女の人でした。

そう言うと、女の人が近くに来ました。

何故か足音は聞こえませんでした。

女の人は言いました。

女の子は意味が分かりませんでした。

女の子は気付きました。

これは"私"が見ていた夢なのだと。

女の子の身体が光りました。

そして女の子は上に逝きました。