幸枝のことが気になり家を出たアホ美は
権田沼聖夜
権田沼奈穂美
権田沼聖夜
権田沼奈穂美
権田沼聖夜
(;ー_ー)
権田沼奈穂美
幸枝のことを何も知らなかったことに気づき
権田沼聖夜
聖夜の助言で早樹が入院している病院に向かうことになり
駅に着いたところで偶然、幸枝の姿を発見
権田沼奈穂美
幸枝は両腕に分厚い紙の束を抱え
道行く人に必死に何かを訴えようとしていた
原田幸枝
原田幸枝
原田幸枝
原田幸枝
微かに聞こえる幸枝の声と持っている紙の束から
アホ美も聖夜も幸枝の行動が予測できていて
権田沼奈穂美
ゆっくりと近づき声をかけると
原田幸枝
幸枝は驚いた拍子に紙の束を落としてしまい
辺り一面に大量の紙が散らばってしまった
慌てて拾い集めようとする幸枝を手伝い
三人がかりで一つにまとめることができたのだが
真っ白なコピー用紙に"黒だけ"で書かれた文字
丁寧に書かれてはいるが何の装飾もなく
これではどんなに幸枝が声を大にしても
足を止める人は少ないだろうと聖夜は思った
そもそも幸枝はこの紙の束しか持っておらず
募金箱の類いも用意していなかったのだ
だが文面から幸枝の思いだけは伝わってくる
権田沼奈穂美
原田幸枝
原田幸枝
権田沼聖夜
原田幸枝
原田幸枝
原田幸枝
権田沼奈穂美
( ゚Д゚#)
権田沼聖夜
((ヾ( ≧□≦)ノ))
聖夜は自分が拾った最後の一枚を幸枝に手渡すと
アホ美が後先、考えずに家を飛び出したことや
病院に向かう予定だったことなど
ここに来た理由を軽く幸枝に説明
権田沼聖夜
権田沼聖夜
権田沼奈穂美
d(・ω・ )
原田幸枝
権田沼聖夜
自分達も早樹を救う方法がないか模索していたことを伝え
幸枝の作成したビラについて言及
幸枝は恥ずかしさからそのビラを隠そうとしたが
盛大にぶちまけ内容を見られてしまったため
諦めて話をすることに
原田幸枝
原田幸枝
決戦の日からずっと
幸枝は自分を責め続けていた
権田沼聖夜
権田沼聖夜
権田沼聖夜
原田幸枝
権田沼奈穂美
原田幸枝
早樹を助けたい一心で動いた幸枝だったが
二人の言葉に自分の未熟さを痛感し
持っていた紙を落としてしまった
バラバラと散らばる紙を再度、拾いながら
立ち尽くす幸枝に聖夜がある提案をする
権田沼聖夜
原田幸枝
権田沼聖夜
権田沼聖夜
原田幸枝
聖夜の言葉に嬉しさが涙となって溢れる幸枝
聖夜はアホ美と幸枝に思い付いた計画を話し始める