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鳴海の弟と保科の妹

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鳴海の弟と保科の妹

7 - 第7話 僕は貴方が嫌いです

♥

254

2024年08月24日

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夜野湊

続き!!

夜野湊

(最近コメントしてくれる人増えてて嬉しすぎる︎‪💕︎)

夜野湊

(気軽にコメントしてね!)

夜野湊

(ついでにいいn❤((( )

鳴海 蓮

... ん 、、?

目を覚ますと、薄い毛布がかけられていた

吹雪が置いてくれたのだろうか

ふと隣を見ると

保科 吹雪

... ス‐ ... ( 寝

鳴海 蓮

... まだ寝てんのか

朝まで隣にいるとは思わなかった

あいつの事だし、起きてすぐに部屋へ戻ると思っていた

今日はお互い非番

こういうゆったりした日もいいかもしれない

鳴海 蓮

... 吹雪

保科 吹雪

... ん" ~ ......... ?

保科 吹雪

ぁれ、

保科 吹雪

... 眠 ッッ

保科 吹雪

おはよぉ、蓮くん ...

鳴海 蓮

ん、はよ

保科 吹雪

早いねぇ ~ . .

鳴海 蓮

いつもより遅い方だ

保科 吹雪

いつもどんな時間に起きとんねん

鳴海 蓮

5時

保科 吹雪

ほんっま君は...

保科 吹雪

そんなんやと体壊すで??

鳴海 蓮

... 喋り方

保科 吹雪

...

保科 吹雪

君は何も聞かなかった

保科 吹雪

いいね?

鳴海 蓮

はーい(棒)

保科 吹雪

おい?^^

鳴海 蓮

うっす、

保科 吹雪

てか、ありがとね

鳴海 蓮

... 何が?

保科 吹雪

毛布だよ

保科 吹雪

掛けてくれたんでしょ ?

鳴海 蓮

... 違うが ?

保科 吹雪

... え??

鳴海 蓮

え ? お前じゃないのか .. ?

保科 吹雪

いや全然、ボクこんな優しいことせぇへんし

鳴海 蓮

ちゃっかりやべぇこと言ってる

鳴海 蓮

( まぁ、納得したが ... )

保科 吹雪

ん ~ 、

空へぐーっと蹴伸びをする彼女

そして一言

保科 吹雪

... 今日はいい日になりそうだな ~

鳴海 蓮

...

今日 '' は '' なのかよ

保科 吹雪

蓮くんはこの後どうする?

鳴海 蓮

僕は1度部屋に戻って着替えを済ませてから考える

保科 吹雪

へぇ~

保科 吹雪

じゃ、ボクもそうしよっかな

鳴海 蓮

この毛布どこに置けば...

保科 吹雪

...

保科 吹雪

そこに置いときゃなんとかなるだろ

鳴海 蓮

ま、それもそうか

鳴海 蓮

ん " ~ 、

鳴海 蓮

にしてもよく寝れたな ...

荷物をまとめ終わり、広場へ向かう途中だった

鳴海 蓮

( 嫌な夢も見ることは無かった )

鳴海 蓮

( やっぱ、アイツは凄いヤツだ )

保科 宗四郎

鳴海 蓮

保科副隊長 ... お疲れ様です

保科 宗四郎

ん、お疲れ様

鳴海 蓮

...

保科 宗四郎

...

気まずいんだが

早く広場行こ ..

鳴海 蓮

それでは、、

保科 宗四郎

あ、ちょい待ち

鳴海 蓮

保科 宗四郎

... ちょっと、君と話したいことがあんねん

保科 宗四郎

今日、確か非番やろ ?

鳴海 蓮

まぁ ... はい、

保科 宗四郎

一緒にレストランにでも行こや

鳴海 蓮

(...えぇ、、)

鳴海 蓮

(マジか、どうしよ)

実際の所 、OKを出すのは簡単だったが

どうせ広場には吹雪が居ると思い、 今日は吹雪と過ごすと勝手に思ってしまっていた

その為、この誘いを受け入れ、 副隊長と広場に顔を出せば

吹雪はどう思うか

僕に話しかけることすら出来ずに、 『いい1日』を一人で過ごすのだろうか

そう思うと少し迷う

だが、これも上に昇るため

吹雪には申し訳ないが 、

鳴海 蓮

分かりました

鳴海 蓮

先にレストランで席とっておきます

鳴海 蓮

時間は気にしないで大丈夫なので、

鳴海 蓮

どうぞ、ごゆっくり

保科 宗四郎

おん、さんきゅーな

鳴海 蓮

いえいえ

保科 宗四郎

ほんじゃ、また連絡する

保科 宗四郎

これ、連絡先

鳴海 蓮

... はい

おそらく連絡先が書かれた紙切れを受け取り、僕はその場から離れた

保科 宗四郎

いやぁ、待たせたな

鳴海 蓮

いえ、全然

広場で吹雪に会ったが、少し用事があると言って頬を膨らませた彼女を置いてレストランにやってきた

お互い注文を済ませ、本題に入る

保科 宗四郎

昨日はよう寝れたか ?

鳴海 蓮

昨日 ? ですか ..

鳴海 蓮

まぁ ... それなりにだと思いですけど

保科 宗四郎

随分仲がええことやなぁ

鳴海 蓮

... !!

まさか、この人

あの場に居たのか ... ?

鳴海 蓮

なんですか

保科 宗四郎

いや、別に機嫌損ねとらんよ?!

保科 宗四郎

逆に嬉しいくらいやわ

鳴海 蓮

... 話って、それだけですか ?

保科 宗四郎

いや、実はな ..

保科 宗四郎

確かめたいことがあんねん

鳴海 蓮

... はぁ ..

保科 宗四郎

君の資料を見た

保科 宗四郎

君には兄が居るらしいな

鳴海 蓮

... はい

保科 宗四郎

... 鳴海 弦

保科 宗四郎

第一部隊の隊長

保科 宗四郎

まさか弟が居るとは思わんかったわ

保科 宗四郎

やっぱ、顔よう似とんなぁ

じっくり顔を伺う保科副隊長

鳴海 蓮

... そうですか

保科 宗四郎

あの人のこと、嫌いなん ?

鳴海 蓮

... いいえ

保科 宗四郎

じゃあ、なんで避けてるん

鳴海 蓮

...

鳴海 蓮

あの人は、絶対に僕を見てはくれない

鳴海 蓮

認めてはくれない

鳴海 蓮

だから、接触することは許されないんです

鳴海 蓮

あの人からはずっと否定され続けました

鳴海 蓮

周りの人からもずっとずっと顔だけを褒められる

鳴海 蓮

僕自身を認めてくれない

鳴海 蓮

鳴海蓮を、認めてくれなかった

鳴海 蓮

だから ッ 、.....

だから ...

鳴海 蓮

....

鳴海 蓮

少し口が軽かったですね

鳴海 蓮

お釣りは結構なので

そう言って1000円札を机に置く

保科 宗四郎

あ、ちょ ... !!

保科副隊長の止める声が聞こえる

だけど、今の僕にそんな余裕は無かった

兄の話を切り出された僕には

まともに喋ることは出来ない

でも、これで確信出来た

振り返り、一言

鳴海 蓮

... 保科 副隊長

保科 宗四郎

... !

鳴海 蓮

... これだけなら、今だから言えます

鳴海 蓮

僕は貴方が嫌いです

保科 宗四郎

... ぇあ ッ、 !?

鳴海 蓮

それでは。

鳴海の弟と保科の妹

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